先月のことですが、1泊2日で旅行に行ってきました。
留学中にたまったマイルが期限切れになりそうだったので、せっかくなら国内線航空券と引き換えて1泊でどこか飛んでこようと思い立ったのです
そんな思いつきで決めたのは仙台。飛行機の時間帯がよかったというそれだけの理由です
1日目は到着後山形へ向かい、山寺に行ってきました。
松尾芭蕉が、あの有名な俳句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」を詠んだ立石寺。夏に来たらこの句が心から味わえるんだろうなぁ。
階段が1000段ということで、気合を入れて行きましたが、思っていたよりも平気でした
なんとなく、普段の小さなごちゃごちゃから解放されるような感じがして、また、木々に囲まれて空気も綺麗だし、本当に心が洗われるような気がします。
帰りの駅に向かう途中で「こけし専門店」に立ち寄ってみました。
こけし作り一筋60数年という方がお1人でやっていらっしゃるお店で、いろいろお話もお聞きしました。師匠が作ったこけしの顔に近づけないとお悩みのご様子・・・素人の私には違いはわかりませんでしたが、そのこけしの「お顔」を日々追い求めておられるのだと思うと、何かを極めるということはこういうことなのかと深く考えさせられました。
山寺伝統のこけしをひとつ買って帰り、戸棚に大切に飾っています。
夜は仙台名物の牛タン定食。これはビールに合いますね
2日目は松島へ。
塩釜から遊覧船に乗ろうとしたけれど、塩釜で電車を降り損ねたので、松島直行。寒い~~。しかも曇りなので海もどよよん。。
楽しみだった国宝の瑞巌寺(ずいがんじ)は平成の大改装中で見学を断念。。
他の国宝やら重要文化財を見て回りました。ゆったりした時間でした~
松島から遊覧船に乗って塩釜へ。遊覧船の中で、おばさんに話しかけられたのですが、この前のチリ地震の津波の影響で海苔の養殖が全部ダメになってしまったとのこと。
塩釜に着いて神社に行ってから、地元の人においしいお寿司を食べられるお店をお聞きしたので、そこで遅い昼食にしました。
幸いカウンターがあいていて、小さなお店でしたが、握りを注文。
そのおいしいこと!!!!!!
エビのおいしさに感激、ウニもとろける甘さ。ほっぺたが落ちるとはまさにこのことです
他のお客さんの話によると、有名なお店らしく、その方はこのお店に来るためにわざわざ広島から来て、スケジュールを組んだのだとか。行き当たりばったりで入れた私はラッキーですね
ふらっと行っただけなのに、充実&満足の2日間を過ごして、すっかりリフレッシュできた旅行でした
山寺。このような木々の間の階段を上がっていきます。清々しくて気持ちいい!
山寺。五大堂からの眺め。
松島。遊覧船からの景色です。残念ながら曇っています。。