翌日は世界遺産の町、トレド
マドリッドからバスで往復しました。
なんとなく静かな町というイメージがあったのですが、車がひっきりなしに通り、しかも石畳の上を走るのでガガガガとすごい音。
でも昔そのままという感じで、小道もたくさんあってとても素敵な町でした
昼食は、行きの飛行機で隣だったマドリッド在住のおじさんに教えてもらった生ハムのとってもおいしいというお店で
ちなみに、このおじさまとても親切で、マドリッドの空港で、ぽけ~っと違う場所で荷物が出てくるのを待っていた私達2人をわざわざ呼びに来てくれたのでした。
紹介してくれたレストランのオーナーは自分で豚を飼っていて、一番いい生ハムをレストランに出し、それ以外を市場に出すとのこと。
まずはお昼だけどビール。生ハムにはビールでしょ
先に出てきたおいしい前菜とパンを食べて、そして、ついに生ハムの登場
出てきてびっくり、ものすご~く大きなお皿一面に生ハムがひしめきあっていました
ここで初めてスペイン人がよく食べると知りました。
そういえばポルトガルでも人々はよく食べていたなぁ。
あとで知り合った方曰く、スペインでは、食べないということは弱いということになるそうです。
料理の写真を撮っていたら店員さんが面白がって、大きなワインを持ってきて一緒に写真を撮ってくれました!
味は最高
最初はおいしい~~とぱくぱく食べていた私達ですが、間もなくお腹いっぱいになってきて(それでもお皿の端っこがなくなったくらいなのです)、だんだん無言になり、笑顔が無表情になり、そのうち目が白黒。
最後は自分が生ハムになった気分でした もうどこからでも食べてくれ!!!
パラドールから眺めたトレドの町。この景色を見るために離れた場所にあるパラドール(ホテル)までタクシーを飛ばしてコーヒーを飲みに行きました。
さてさて帰りのバスでの出来事。
行きのバスと違う番号のバスに乗ったので、どこのバス停で降りていいかわかりません。
くるっと振り返って後ろのおばさんに「ここ(で降りるの)?」と聞くと、なんとバスに乗っている人一斉に「NO~~~」
・・・ちょっとびっくした
スペイン語で説明してくれましたが、よくわからないのでこの先だと言っているんだろうと思っていたのですが、これをきっかけにバスの中で賑やかに会話が始まりました。そして降りる時は「ここよ」と教えてくれ、しかもこれまたバス中の人で「ここは電車の駅じゃなくてバスの駅だけどいいのね?」と確認してくれて、全員が満面の笑みで「ばいば~い」
すごい人たちだなぁとしきりに感心し、自分もハイテンションになりました