ピアノのお散歩

ピアニスト北中綾子のブログです。音楽やピアノのこと、趣味や日々のことを思いつくままに綴っています。

ブレッド湖&シュコフヤ・ロカ

18日(日)

今日はアルプスの瞳とも呼ばれる美しいブレッド湖へ!!

リュブリャーナから電車で40分、駅からバスで10分ほどです。

美しい風景&水の色を楽しみにしていたのですが!!!!

あいにくの曇り。それも、空がどんより黒くて今にも雨になりそうな曇りです。

ひどすぎる

おまけに寒い冬セーターを着て出かけてよかった。

空も水も同じ色です。唯一ハクチョウが白色を添えていますね。

それでもブレッド城に登っていき、雲から覗く少しの日差しで、湖の青のようなものを見ました(「ようなもの」としか言えないのがあぁ悲しい

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      ブレッド城から見たフレッド湖。色がなんとも悲しい・・・

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      断崖に建つブレッド城

レストランでサンドイッチのランチと、ここで有名なケーキを食べましたもともと食べようと思っていたけれど、バスの中でおばさんに話しかけられ、ぜひ食べてみてと勧められたのでこれは絶対食べなきゃ!

同じようなケーキはポーランドにもあるんです。やはりヨーロッパは陸続きだから料理もいろいろな国のものが混じるのですね。でもポーランドのよりもあっさりしたクリームでした。おいしかった~~心が温まった瞬間です

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さて、午後はもうひとつの湖、ボーヒン湖へ行こうかなと考えていたのですが、こんな天気で綺麗な湖は見れないので、シュコフヤ・ロカという町へ行くことにしました。

ちょうどリュブリャーナへ電車で帰る途中にある町です。

駅で降り立ちびっくり。無人駅だ!!日曜だからだと思いますが・・・

そして、駅前誰もいない。

バス停チェック。

Oh No

町へのバスは5分前に出たところで、次のバスが2時間後

3キロ弱なので歩くことにしたのですが、それにしても方向わからないし、尋ねようにも誰もいない。

うろうろとしていると、あ!人がいた!! 

駆け寄って尋ねると、ひたすらこの道まっすぐだよと教えてくれました。

ひたすらまっすぐ、ひたすらまっすぐ・・・・・・・・・

誰もいない、車もない。

泥棒さんすら歩いていないようなので、お金をすられる心配すらありません

安全なのか危険なのか、非常に疑問なところです。

 

↓こんな感じ

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普段の生活では人が多すぎると思うことが多いですが、こんな風に誰もいないと人が恋しくなります。

大丈夫か、私たち。

ようやく町に着いて、ヨーロッパで最古級という小さな橋、カプチン橋を見て、ささっと教会を見て、シュコフヤ・ロカ城を目指します。

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       カプチン橋

途中道がわからなくなって、おじさんが教えてくれたのですが、これが問題。

当たり前だけど、私たちがお城へ行くことが知られたわけです。

このおじさん、後からついて来た!!!

最初からだったけど、お酒とたばこの臭いをぷんぷんさせてるし、ついて来たとなるとちょっと危ない!

必死で振り切ってその場を立ち去りました。

くやし~。ゆっくり写真撮って町を眺めたかったのに

日曜でお店も全く開いていないし、やることがなくなってしまいました。

ぶらぶら時間を潰して、6時のバスでリュブリャーナに戻りました。

疲れたのでレストランへは行かず、唯一開いていた駅前のスーパーでサラダ等を買って帰って夕食にしました。

ホテルの部屋でビールで乾杯

いろいろあったけど、かえって強烈な印象のシュコフヤ・ロカでした(笑)