ピアノのお散歩

ピアニスト北中綾子のブログです。音楽やピアノのこと、趣味や日々のことを思いつくままに綴っています。

ドブロヴニク

25日(日)

ついに旅も最終日。

張り切りたいとこなのに・・・またまたまた曇ってるーーーー

天気運悪すぎる。でも、その中でも晴れ間はあるし、まだましかしら☆

ホテルの朝食はオムレツを焼いてくれました!

食べているときにホテルの方が話しかけてきて、いろいろと話していました。

ドブロヴニクの見どころを教えてくれたり、これまでの旅行のことなど話したりしていました。

「今日は天気はどうなの?」と尋ねてみると

「今日は悪いよ。曇ってるもの。いつまでドブロヴニクにいるの?」

「今日だけ・・」

「え!?いい海の色見れないじゃない!」

・・・・・・・・。

・・・・・・・・。

しばし続いた沈黙。ホテルのおばさんの顔、私達以上にがっかりです 目うつろだし!

そんなにがっかりって、どんなにがっかりなの~~~

朝からすでにがっかり。

まだ海見てないんだけども。。。

それでも楽しく行きましょう

また市バスに乗って昨日と同じくピレ門から入ります。

張り切りすぎてまだどこも開いてません。誰もいません。

でも誰もいないプラツァ通り、朝の空気、素敵ですね~

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        ピレ門

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        朝のプラツァ通り

大聖堂に入ろうとしたらちょうどミサが始まるところだったので、後にしました。

そっか、今日は日曜日だった!

先に総督邸に行くことにしましたが、9時からだったのでそれまで前のベンチに座って待ちました。

9時に開くと同時に、一番乗り~

内部は写真禁止の表示がありましたが、無視して撮ってみるとばっちりその姿を見られ、係のおばさんに叱られました(笑)

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      総督邸の中庭。ここは写真OKでした!

それから、城壁へ!!

ドブロヴニクも旧市街を壁で囲まれているのですが、この城壁の上をぐるりと一周歩けるのです

城壁に上がって、海を見る・・・

あーーーがっかりの理由がわかりました

日本の近場のその辺の海と同じ色だよ

後でお土産屋さんに入った時に、真っ青な海の絵葉書がたくさん売られていたので、店員さんに「本当にこんな色になるの~?」と“こんなの色塗ってるんでしょ”みたいな感じで尋ねたら、「(その色は)ほんとほんと(笑)夏にはこういう色になるから(笑)嘘と思うなら夏においでよ!」と言われました。

それでも、アドリア海まで来たという感慨はあります

ゆっく~り1時間半くらいかけて城壁を巡りました

  

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      ぐるりと一周できる城壁。

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       城壁から見る要塞と海

下りてくるとちょうどフランシスコ会修道院があったので寄ってから、遅めのランチ!

その後は、アドリア海と旧市街を上から眺めるべくロープウェイでスルジ山の山頂へ行きます

ロープウェイでほんの2分ほどで山頂に到着。

旧市街の屋根のオレンジ色とアドリア海の青との対比が素晴らしい、とか言いたいのですが、まぁそこのところは・・・・

夏に行けば素晴らしいらしいですよ

そんな海の景色でも、せっかく上まで来たんだし、とじっくり眺め、コーヒーも飲みました

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       城壁で囲まれた旧市街

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       旧市街が海に浮かぶようですね!

下ってきてから、さてどうしようか。

アイスを食べながら、とりあえず旧港まで行ってみます。

すると、一人10ユーロで乗せてくれるボートがありました!ぐるっとその辺りと島を1週して、45分くらいらしいです。

うん、乗ってみよう

ものすごいエンジン音で出発!!!

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      このボート!!

ハイテンションで、はしゃぎすぎ喜びすぎの2人。

海から眺める旧市街はまた違う姿ですね

途中、小雨。なんで~!?

ローテンションで黙りこくる2人。

ギャップ激しすぎ(笑)

なかなか面白かったです

海の色はともかく、アドリア海クルージングということで(笑)

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        海から見た旧市街

 

それからは、旧市街の小道を適当に歩いてみたり、また旧港で海を眺めたり・・・とてもゆったりした時間を過ごしました

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       旧港

夕食は旧港を眺めながら食べました。

夕暮れから夜に変わっていく様子が食事と共に楽しめて、本当に素敵でした

ホテルに戻って、先にシャワーを浴びて荷造りをしておいてから、バルコニーでコーヒーを飲みました。

なんだか語り合ってしまい、明日は4時起きだというのに、寝たのは2時半。

26日(月)

4時前に起きて、4時半ホテルを出ました。

真っ暗。

ごろごろスーツケースを引いてバスターミナルへ行き、4:55のシャトルバスで空港へ。

街灯もない真っ暗な曲がりくねったカーブが続く道をバスは走りました。

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長かった旅も終わりです。

残念なことはいろいろあったものの、こんなに毎日が素敵で輝いているなんて、本当に幸せでした

楽しかった~

また次はどこ行こうかな・・・