一昨日、93歳になった祖父
先月初め、胃カメラによる医療事故により、全く飲み込めない、声が出ないという症状に苦しんでいました。
母が東京へ駆けつけ、病院がミスを謝罪し賠償するということで、大学病院の嚥下専門医を紹介され、すぐ入院。
入院後、私も東京へ向かいました
元気を出してもらいたくて、クマのぬいぐるみと、9月に一緒に行った横浜の写真を現像して持って行きました。
しばらくして声は自然に出るようになりましたが、嚥下障害がなぜ起こっているのか、ありとあらゆる検査をやってみても一向に原因がわからない。全く飲めない&食べられない状態。
最初は元気をなくしていたけれど、そのうち誰がいつ来るのかを楽しみにしてメモメモ・・・(笑)「すっぽかすんじゃないよ!!」と言われた東京在住の弟は足しげく通いました
途中、肺炎になったりもしたけれど持ち直し、元々は病気じゃないので身体はかなり元気です。
原因がわからないけれども、一度この治療法を取ってみましょうということで、今月に入ってから試してみた治療がなんと功を奏し、急に普通に食べられるようになりましたなんだかあっけない治り方
先週私も1泊で東京へ行ったとき、食べられるようになったばかりでしたが、病院食を毎食、ぶーぶー文句言いながら食べていましたまずいんだって・・・そりゃあね、レストランじゃないからね。1か月半ぶりに食べられた感動はないのかしら
よかったよかった 誰もが、歳も歳だしもう元には戻らないんじゃないかと内心思っていたと思います。
得た病なら仕方ないと思えるけど、こんな形で終わりなんて悔しいと思っていましたが、元の病院の誠実な対応と、信頼できるお医者さんに出会えたことで、「命拾い」できました。
でも、やはり一人暮らしはもう限界じゃないのということで、うちで同居することになりました
大阪へ来るとテニスはできなくなりますが、たまに、月に1回か2回は東京へ通うようにするそうです生徒さんと病室で約束していました。まずは、コーチのいない忘年会は中止だから新年会に行くんだって
胃カメラさえ飲まなければ、93歳なんて中途半端な年齢じゃなくて95歳というキリのいい歳まで(笑)テニスできたかもしれないのに残念です。
それに、長年東京か横浜で祖父と会っていましたが、もうこんな風に待ち合わせて一緒に遊ぶことはないんだなぁと思うと寂しいです。
でもまた新たな生活が始まりますね
明日退院なので早朝から東京まで迎えに行ってきます