7月24日(金)
朝の6時前にホテルをチェックアウトしてトラムで港へ。
早起きですが時差のせいでもともと4時ごろに目が覚めているので平気です
母は知りませんけど(笑)
今日はフェリーに乗っていよいよバルト三国の一国目、エストニアの首都タリンへ行きます
中世の雰囲気が今でも残るという町です
機械で自動チェックインして並んで乗船待ち。すごい人
乗船開始後、大人数が入口へ殺到、流され押されるまま狭い階段を上がって船の最上階へやって来ました。すでに席が見当たらないけど、その中でも1席空いてた!!しかも、一番高くて眺めのいい席!!
すぐさまスーツケースを押し込んで確保
ラッキー
席は全てテーブル席です。まだ出航していないけど朝食にします。
時間がなかったのでホテルから朝食を持たせてもらいました。サンドイッチ、リンゴ、ヨーグルト、ジュース。
そういえば留学中にチェコのホテルに泊まった時、同じように朝食を用意して持たせてくれましたが、パプリカが丸ごと入っていました。かじるんだろうか・・・かじるんでしょうね。今回はサンドイッチをすでに作ってくれていて美味しかったです
7時半出航
荷物を預けて船内を散策したかったのですが、ちょっとでも席を離れると取られてしまいそうなので動けません。
じーっと座ったままだけど、前面ガラス張りで眺めがいいので十分楽しめました。
席からの眺め。海の色が綺麗~
昨日と違って晴れているので海の色が深い青でとても美しいです
でも相変わらずの強風。
もう席を取られてもいいだろうと下船前に一度デッキに出てみましたが、立っているのもやっと。
水しぶきがかかり、息もできないくらいの強風に耐え、体が飛ばされないように船べりを必死に掴んで撮った1枚です。
9時半タリン着。2時間の船旅でした~。
ヴィル門から旧市街へ入りました。
「セーターの壁」。城壁沿いに並ぶ編み物屋台のことです。
タリンの旧市街はぐるっと城壁で囲まれていて、今日でもほぼその姿が残っています。
このセーターの壁のすぐそばがホテル。荷物を置いて、さぁ観光へ
ラエコヤ広場。町の中心となる広場です。
聖ニコラス教会。(写真は教会の塔)
教会は破壊されたので内部は博物館になっています。
丘であるトームペアを目指して歩きます。
ロシア正教会です。バルト三国は歴史上の理由でロシア正教教会があちこちにありました。残念ながら右の塔は修復作業中。
大聖堂。エストニアでは最古の教会とのこと。
トームペア城もありましたが、内部の見学はできません。
展望台でタリンの街並みを見てからトームペアを後にしました。
ラエコヤ広場に戻ってランチ
ドミニコ修道院。大部分が廃墟となっているかつての修道院。その様子がまたかつての時代を思い起こさせるような不思議な気持ちに包まれます。
カタリーナの通路。修道院前の通路なのですが、旧市街で一番美しい通りです。
城壁に上がって歩きました。
聖オレフ教会。
塔へ上るのが目的です。
塔は階段の段差が大きく、降りてくる人とのすれ違いが大変でした。
塔からの眺め。美しい旧市街。
ふとっちょマルガレータ。町の出入り口を守った砲塔なのですが、ここでの当時の食事担当のおばさんが太っていて、その名もマルガレータだったので、この建物も「ふとっちょマルガレータ」と呼ばれるようになったのだとか。
三人姉妹。15世紀に建てられた住宅。3軒合わせて「三人姉妹」と呼ばれています。現在はホテルです。
マジパン博物館へ寄りました。これ、全部マジパンで作られています。
とても美しい通り。
聖霊教会。14世紀の初めに記録が残されているという古い教会。タリンは本当に中世の宝庫ですね。
ここも美しい通り。
カフェでコーヒーを飲んでゆったりしたひとときを過ごして観光を終えました
こぢんまりとした町なので、すぐに回れてしまいますが、細かいところを見逃したりもしてしまいました。
中世芸術をもっと堪能するにはもう少し時間があってもよかったかな。
さて、ここの夜は全然来ないです。いつまでも明るい。
ホテルの部屋で買ってきたお惣菜で夕食後、私は一人でもう一度散歩に出ました。
エストニアは今日のタリンだけだし、まだ元気なのでなんだかもったいない気がして・・・
明日はラトヴィアに入ります。
観光中にショウウィンドウでこんなものを見つけました。
スーパーで買ったエストニアのビール。
ちなみにこちらはフィンランドのビール。