10月19日(月)
朝からクラクフ音大へ手続きに行きました。
書類作成等に時間がかかるらしく、もう一度2時頃来てねと言われました。
今日も明日も特に予定はないので、夜はコンサートに行ってきました
10月20日(火)
昨日と今日はよく練習できて満足
思う存分とはいきませんが、それでも明日からのツアーには耐えられるという自信にはなっています。
夕方から留学中に住んでいた家を訪ねてみることにしました。大家さんに会えるかもと思って、日本から手土産のお菓子は持ってきたものの、連絡せずにふらっと行ってみます。
バスで行きますが、切符はバス内の機械で買えるように変わっていました。
一応キオスクで切符が買えるか尋ねてみましたが、「ない!」と冷たくあしらわれたので、まぁいいやと思ってバスに乗ると、その機械は壊れていました。
なんだよ~・・・運転手のところに行くと、お釣りがないとかなんだかんだ言っていますが、まとめて2枚買うからと言って、やっとのことで買えました。
そうだったそうだった、こんな感じでした(笑)
ちなみに切符を買わなくても乗ることは乗れるんですよ。でも時々乗り込んでくる検札に無賃乗車を見つかると多額の罰金です。
留学中1度捕まったことがあり(偶然定期が切れてたまたまタダ乗りした1回を見つかった!)、バスから降ろされて、4000円の罰金でした。100円ケチっただけなのに!!むむむ。そこで、賄賂にして安くしてもらいました。もう今はそんなの通じないかもしれませんね。
さて、バスの道も、大家さんの家の周りも少し変わっていました。
チャイムを鳴らしてもいない。。。少し待ちましたが、お菓子の袋にメッセージを書いて、玄関先に置いて帰りました。
夜、先生宅から電話しました。懐かしい声
またコンサートツアーから戻ってきたら訪ねる約束をしました。
明日からの旅行の用意をして早めに寝ます。
土曜日にクラクフに戻ってきますが、今日で中央広場は見納めかなぁ。。。
今回は散歩に出歩いただけなので、観光で訪れる建物の主なものしかありませんが・・・。
中央広場の市庁舎の塔。
写真ではちょうど陰になっていてよく分からないのですが、この塔の足元に大きな横向きの顔が転がっているのです。中が空洞になっていて子供たちが入って遊んだりしているのですが、これ、現代美術家の作品なんですよねー。歴史的な広場なのにこんなものが(失礼!)転がっていて、留学中から気に入らなかったのですが、まだある!!!
ポーランド人もそう思うらしく、場所を移す案が出たらしいですが美術家が反対、また移転先に挙げられた場所も“大きすぎてイヤ”と言うなど、結局ここに置いておくしかないそうです(笑)
中央広場。この中央広場はヨーロッパでも屈指の広さ。
左奥は聖マリア大聖堂、黄色の建物は織物会館。織物会館は現在お土産屋さんの商店街になっていて、通路の両側に琥珀、陶器、刺繍などのお店がずらーっと並んでいます。
聖マリア大聖堂。
この塔の上からは1時間ごとのにラッパが鳴ります。敵襲を知らせる時にラッパを吹いたのですが、敵兵が放った矢に打たれてラッパを吹いた人が亡くなったという出来事から、今でもラッパを吹くのです。このラッパを吹く人は代々この仕事をしているようです。
大聖堂内部は綺麗な青色でとても美しく、国宝の祭壇もあります。
信者はもちろん入れますが、観光客は入場料が必要です。留学中は、勿体ないとか思って見つからないようにこっそり出口から入っていました。
中央広場にはたくさんレストランがありますが、この寒いのにまだ外で食べています。暖房つけながら・・・。
広場に並ぶ観光用馬車。
馬車に乗っても、前は御者の姿しか見えないし、見えても馬のお尻なのにやっぱり乗りたいものなのかなといつも思っていますが、けっこうヨーロッパ人は乗っています。
中央広場から延びるフロリアンスカ通り。
フロリアンスカ門。この門をくぐって旧市街に入ります。(今は旧市街から外側に向かっていますが)
現在はほとんど残っていない城壁。
フロリアンスカ門から出たところにあるバルバカン。砦なのですが、現在はヨーロッパに3か所しか残っておらず、うち2か所はポーランド(ワルシャワとクラクフ)、その中でもクラクフのものは最大だとか。
さて、中央広場へ戻り、フロリアンスカ通りとは反対に延びる通りを通ってお城に向かいます。
お城へ向かう通りにある、とても古い教会。
ヴァヴェル城到着!
写真左側にある(写真では見えません)坂道を上がっていきます。
別の上がって行くルートもあって、その道もとても素敵です。
王宮が見えてきました!
ヴァヴェル城にある大聖堂。
歴代ポーランド国王の戴冠式を行い、またお墓もあります。お城の中にあるということで、とても権威もあり重要な大聖堂。
また、ポーランド最大の鐘があり、国として大切な日にのみ鳴らされます。
中庭。
竜。
ヴァヴェル城の麓に、竜の洞窟と呼ばれる洞窟があり、お城から下って行くこともできます。
伝説上の竜の像がこれ。よく分かりませんよね(笑)あんまり立派な竜でもないのですが、時々火を噴きます。
これがまた、小さくボッだけ。それが偶然この時火を噴いています。
ヴィスワ川とヴァヴェル城
別の角度から見たヴィスワ川とヴァヴェル城
留学中私はいつもこの景色を見ながらバスに乗って家に帰っていました。
夜のライトアップ。