すでに時が経ってしまい、先月中旬のことになりますが、ポーランドからピクル教授が来日されました
今回は、ご友人と一緒です。
そのご友人は音楽家ではなく、バルセロナで知り合ったというスペイン人。
素敵ですよね、国籍も違うし、歳も20歳くらい離れているのに一緒に旅行できるなんて
フィーリングが合うのでしょうね。
それでとても楽しみされていた先生
東京観光の後に大阪に来られたので、地元の駅までお迎えに行きました。
10月の私のポーランド演奏旅行での演奏は好評だったとあちこちから聞こえてきてるよ、と
夕食時にまずはそのことで乾杯ポーランドでの話題でひとしきり盛り上がり、私はもちろん嬉しいし、みんなで喜び合いました
スペイン人の彼はとてもフレンドリーです。その後も色々な話題になり、楽しい夕食でした。
翌日は、先生、スペイン人、私、両親のみんなで奈良へ。別に両親は一緒に行くつもりはなかったのですが、車をご希望なのでアッシー君です。(私も運転しますが、知ってる道しか走れません)
この時期とっても混んでいると聞き(しかも土曜日)、無事車で行けるのか、駐車場は空いているのかかなり心配しましたが、とにかく早くに着けば駐車場は空いているかもということで、朝7時に出発しました。
時差ボケのお二人には朝が早いのは大変でお気の毒ですが、仕方がないです。
ところが、この日は雨予報。
結果的に信じられないくらいすいていました
しかも、到着して車から降りると雨がやみ、帰りに車に乗り込むとすぐに降り出すという・・・・本当にものすごくラッキー
まずは何より東大寺の大仏を観ましょう!!
でもその前に鹿と戯れる先生とスペイン人。なかなか大仏までたどり着きませんでした(笑)
初めて来日したスペイン人にとって全てヨーロッパと違うもの。色々と説明できるようにしておかないとと前日の夜は改めて下調べしておいたのですが、日本のことをもっとよく知らないといけないなぁと反省
二月堂へも行って奈良の景色を見ました
さぁ、ここでみんなで記念に写真を…
私のカメラで撮るつもりで近くにいたご家族にお願いしました。
そして気付きました。
電池忘れてきた・・・・
「あっ、電池がない!!」
「充電忘れたんですか」
「違います、充電してコンセントに挿したまま電池を忘れてきました」
「え、そっちの『ない』ですか?!」
しくしく
それから春日大社へ。ちょうど七五三で、着飾った子供たちが欧米人に囲まれて写真に撮られていました。
昼食後に興福寺も見てから帰りました
夜は家でしゃぶしゃぶ。
先生がどこで手に入れたのか、ふらっと奈良で席を外した時に買ってきたスペインワインが2本
まずはそのうちのカヴァで乾杯(スペイン)
次に赤ワイン(スペイン)
それから日本酒(日本。スペイン人が飲んでみたいとまぁ、そうですよね。)
と、お酒も国際色豊かです
スペイン人「サラミみたいだね。スペインにもあるよ。」
先生「サラミじゃない!ポーランドのソーセージだよ。全く違う!」
とソーセージ論争が始まり、最後に、ポーランドのソーセージの方が美味しいよね、と先生がポーランド語で言い私がポーランド語で答え、ポーランド語が分からないスペイン人は言い返せなかったので、ポーランドのソーセージが勝利しました。
翌日、日曜日は先生のレッスンの通訳で1日中付き添いました
相変わらず、音楽に厳しく熱いレッスンでした
いつも通訳しながら私も勉強になっています。
響き、フレージング、ぺダリング・・・先生の音楽と向き合う姿勢がひしひしと伝わって、考えさせられることが多いです。
月曜日は京都へ行かれるとのことで見送ってお別れでした。
濃い3日間でとても楽しかったです
さて、昨日、私のポーランドでのコンサートの様子等が載った記事(新聞)と、ラジオのために録音したCDがポーランドから送られてきました。
素敵な絵葉書にメッセージも添えられて。
まだ聴いていませんが、すぐに聴こうかしばらく寝かせておくか少し迷います。