3月26日(日)
今日からサマータイムに切り替わりました。
日本との時差は8時間から7時間に・・・ということで夜寝る時間は1時間短くなったわけで、いつも朝早くから夜遅くまで遊んでいる私たちはこの1時間は大きく、寝不足になりました。
さて、それでも今日は北ドイツにあるシュヴェリーンへお城を見に出かけます。
9時発の電車に乗り、途中乗り換えて11時過ぎシュヴェリーン着。
観光客らしき人は見当たりませんが、とりあえず歩いて旧市街へ向かいます。
プファッフェン池に沿って歩いて行きます。
もうお昼なのですが、日曜だからお店は閉まっているし人通りは少ないし、なんだか閑散としています。
マルクト広場。奥に見えるのは大聖堂。
古い路地。
小さな町なのでお城まであまり時間はかかりませんでしたが、シュヴェリーン城に着いたら、お城前にドイツ赤十字の車がたくさん停まって溢れかえっていました。何事!?
せっかくのお城なのに・・・ちゃんと正面から入っているのに、何の風情もなくとてもがっかり。
しかもお城は大規模工事中。
入り口も分からず、窓を覗いたりうろうろしてみましたがよく分かりません。
赤十字の人に聞いてみたのですが、分からないとのこと。
シュヴェリーン城。この写真は帰りに撮ったものです。
色々よく分かりませんが、ひとまず庭に出てお城をぐるっと眺めることにしました。
中庭からの眺めも美しいシュヴェリーン城。
向かいからやってきたおばさんに開館しているのか聞いてみたら、「入れるよ」と、入り口を教えてくれました。
聞いてよかった!!
やっと無事に入れましたが、チケット売り場のお姉さんは一言も話さずお人形みたいだったので、どこをどう見学できるのかも分からないまま入っていきました。
やる気あるのかな、このお城。
内部はとても豪華で、やはり来てよかったです!!
見学終わった頃にはお腹がすいていて、降りてきたところにあった城内のカフェでランチにすることにしました。
でもカフェだしランチあるのかな・・・と思ってウエイターに尋ねると、
「カフェだからコーヒーとケーキだよ。」
「私たちはランチが食べたいので、じゃあ別のレストランに行くことにするわ。ありがとう。」
「それなら、ビュッフェがあるよ!!好きなものを自分の目で見て選んで食べられるよ!!」
とビュッフェを強く勧めるので、じゃあビュッフェにしようとなりました。
でも肝心の値段を聞き忘れました。
城内のカフェで、いくらなのかも分からないビュッフェを食べることにした私たち。
ここはもう、食べまくるしかありません!!!
お皿いっぱいに料理を盛り、もちろんお替りもして、デザートもたくさん取ってきて、アイスも食べました。
サラダやお肉料理はたくさんあって、どれも美味しかったです!
コーヒーは5、6杯分入ったポットで出てきたので、全部飲みました。
美味しかったけど満腹すぎて動くのも苦しい・・・
今日の夕食はいらないね。
ちなみにまぁまぁのお会計でした。
さて、この町は他に見るところもなさそうだし、帰ることにします。
大聖堂に寄りました。塔には上れるみたいでしたが、時間も迫っているし諦めます。
大聖堂内部。
15:00シュヴェリーン発で、17時にはベルリンに帰ってきました。
ベルリンの駅にあるスーパーで、パン、ハム、チーズ、キャベツのサラダ、白ワインを買ってホテルに帰りました。
これでホテルの部屋で軽い夕食。
少し休んでからまた今日もコンサートへ出かけます。今日は余裕をもってホテルを出発。
ベルリン・フィルハーモニー。手前が大ホール、この奥になるのが室内楽ホールで、今日のコンサートは室内楽ホールの方です。
オルフェウス・アンサンブル・ベルリンのモーツァルト交響曲第41番「ジュピター」、
同アンサンブルと Sinfonischer Chor Berlin でドニゼッティのレクイエム Messa di Requiem 。
指揮は Stefan Meinecke。
ドニゼッティのレクイエムは、オーケストラ、ソリスト5人、合唱団がステージに並びますが、室内楽ホールなのでステージは小さいのです。そこにこれだけの人数が並ぶので、ステージはもうラッシュの満員電車並みのすし詰め状態。
この状態にまずびっくり!それでも余計な心配などせず、いい音を堪能できて大満足です。
それにしてもレクイエムは長かった・・・1時間20分くらいあったんじゃないかしら。
まぁある意味日本では聴かないので貴重でした。
終演は22:30。
ホテルに帰り、部屋で白ワインを飲みながらコンサートの余韻に浸りました。