10月29日(日)、リサイタルが終わりました。
ご来聴くださった皆さま、本当にありがとうございました。
なんと、まさかの台風もご来聴
前日から気分はどんよりしていましたが、当日はとてもたくさんの方が来てくださって、こんな中でも足を運んで下さった方々に感謝の気持ちが込み上げました。
コンサートが終わる頃には雨も止み、薄日が差していました!
当日は朝から夫がそわそわそわそわ、開演前には「うわ~緊張する!」「緊張してきた!!」「いよいよ緊張してきた!!!」
弾くの私なんだけど・・・。
その2週間ほど前、夫は人生初ぎっくり腰になり、あ~迷惑。連れて行った整骨院では「この忙しい時にご主人の介護も増えて大変ですね~」と言われました。ほんとほんと。でも、当日は夫も腰も元気になり、本番中は夫が一番拍手を送っていたと色々な方から聞きました。
両親も含め家族の応援は何より大きなものですが、今回は夫婦で取り組んだリサイタルだったような気がしています。
さて、今回は初めて前半と後半とドレスを着替えてみました。効果あったのかしら??
前半はずっと同じメロディーが流れ、後半のシューマンのソナタに向かってだんだん高ぶっていく構成でした。
ロベルト、クララ、ブラームス。3人の織り成す濃い関係が、それぞれの曲に詰まっているのだと、プログラムノートを書きながら改めて感じていました。それと同時にブラームスってちょっと不憫だなぁと思ったり。。。
アンコールでもSchumannkreis。ブラームス/ワルツ、クララ/マズルカ、シューマン/トロイメライ。
トロイメライはいつもリクエストがあるのでよくアンコールに使っていますが、今回はちょうどぴったり!!
終わってしまえばあっという間の本番です。
その時までに過ごした時間を振り返りつつ、色々と自分の演奏に思うところもありますが、これからも音楽の幅を広げられるよう積み重ねていこうと思います。
次はどんなプログラムにしようかじっくり練っていきます。
どうぞこれからもよろしくお願い致します。
ありがとうございました
北中綾子