ピアノのお散歩

ピアニスト北中綾子のブログです。音楽やピアノのこと、趣味や日々のことを思いつくままに綴っています。

香川(四国旅行④終)

四国旅行の最終日。

 

まずは栗林公園へ。小雨なのでまだマシですが、それにしても4日間いて3日間雨ってヒドイ

 

 

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       昨日の中津万象園もよかったけれど、栗林公園は規模が違います

 

 

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      栗林公園で一番眺めがいいという飛来峰からの眺め。

 

 

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寒いけれどゆっくり歩いて時間をかけてお庭を眺めました

 

途中お茶室でお抹茶とお菓子も頂きました。

 

公園を後にする前に、公園内にある香川物産展を覗きました。

とにかく寒いし暖まりながら何かお土産でも…と思ったのに吸い寄せられたのは工芸品。

 

肥松の品が置いてあり、職人さんが製作中でした。手に取って見ていたら、色々と説明してくれます。300年を越える樹齢の松を何十年もかけて乾かして、それを製品にしているのだとか。松脂を多く含んでいるので光にかざすとその部分から赤くなります。乾拭き後時々オイルでも拭いて手入れしていると、何年か後には漆を塗ったような艶が出るらしいです。

末永く手入れして育てていく感じでしょうか。

砥部焼きも買ったのに…と思いつつ、ぐい呑買いました

 

 

さて、高松城へ。

 

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      高松城天守跡。

 

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      お堀と石垣は残っています。

 

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       重要文化財の月見櫓。

 

ここで、年配の男性に声をかけられました。

「見どころ分かります?」

「いえ。」

じゃあ!!という感じで急にガイドしてくれました。

 

高松城は商売の城、戦う城は丸亀城。龍の印である丸印が石垣にたくさんあるとか、黒田官兵衛や平賀源内のこと、キリシタンは実は香川に一番多かったが長崎へ逃れていったとか、キリシタンに因んで県木はオリーブだとか、色々聞きました。

割とポイント押さえて話してくれてとても面白かったです

お城には様々な役割があったのですね~。

 

面白かったけれど、高松城はさらって見て・・・という予定だったのが時間がかかったので、またお昼はコンビニのサンドイッチになりました(笑)

 

 

次は夫が愛してやまない東山魁夷の「東山魁夷せとうち美術館」へ。

 

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     せとうち美術館。海に面していて素敵な場所にあります。

 

リトグラフが多かったけれど、東山魁夷の世界に浸れました

 

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     美術館内のカフェでコーヒーとケーキを食べている間に少し雨も上がって、瀬戸大橋が向こうまで見えました。

 

 

旅行最後に訪れるのはこんぴらさん

 

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      金刀比羅宮

 

台風で壊れたとのことで奥まで行けず途中まででしたが、そこからも瀬戸大橋が見えました。

すでに17:00過ぎ。遊び過ぎ

 

そこから大阪へ向けて帰ってきました。

 

よく考えたら、なんと讃岐うどんを食べ忘れました

 

今回はお城がテーマだったので徳島を飛ばしましたが、また四国に行きたいです。

のびのびして穏やかで、とっても楽しい旅行でした