リサイタルの中止からちょうど1年。この時から自粛生活が始まりましたね。
でもまだこの時は、世界中でこんなことになるなんて全く考えもしていませんでした。
状況はどんどん悪くなり、翌月には海外旅行も中止と、コロナ禍へ突入しましたね。
次に海外に行けるのはいったいいつでしょうか。
ピクル先生の来日も、私がポーランドへ行ける日も、いったいいつになるのでしょうか。
ポーランドでのコンサートの話も立ち消えになったままです😢
ポーランドも大変な状況だったので、去年はコンサートもオンラインになったりしていたようですが、その中からピクル先生が秋にクラクフで行われたピアノフェスティバルのURLを送ってきてくださいました。
普通は現地でしか聴けない音楽を日本で聴くことができたのは、オンラインのお陰ですね!!
かつて一緒に学んだ仲間が中心となって活躍する姿を見て、私ももっとピアノに向かって音楽をやりたいと元気が出ましたし、彼らの演奏を聴いた夜はとてもとても幸せな気持ちでいっぱいになりました。
それにしても、オンラインコンサートも含めて、去年の緊急事態宣言時には、ピアノのありがたさを心から感じることがよくありました。
また、コンサートの予定がない中、本番のことを考えないで弾いていると少し不思議な気持ちになり、少し新鮮な気持ちにもなれました。
「外」に求めることは叶わなかったからこそ「内」に目を向けて、新たに色々と見つめ直せたような気もします。
どんな状況になっても、ピアノも音楽も変わらないということを実感できた時でした。寄り添ってくれるのは音楽だし、自分の隣にあるのはピアノですね。
さて、去年のことを思い出してくださった方から、コンサートはいつ?と聞かれることが多くなりました。
今年の久保惣美術館でのリサイタルは9月23日(木・祝)になりました。
コロナ禍での状況や条件から色々考えた末、去年のプログラムとは変更してプログラムを組み、去年演奏予定だった「ロミオとジュリエット」中心のプログラムは持ち越します。
また近くなりましたら詳細をお知らせしますので、よろしくお願いします🎵
今日のコーヒーは京都一周トレイルの帰りに買ったブラジルのプラナウト。
滑らかで甘く、完熟したという感じのコーヒーでした。