10月2日土曜日未明、義母が亡くなりました。
義母は交通事故に遭い、意識がないまま8年。結婚前の出来事ですから私は話したことはありません。
「お義母さん」と呼んでみたかった。
海太郎の子どもの時のことなど色々聞きたかったし、話してみたかった。
お通夜の前には、湯灌から家族皆で携わり旅支度をし、納棺も皆の手で行いました。初めての経験でした。
化粧を施されたお顔は、穏やかでそのまま話し出しそうでした。
お通夜の時のお坊さんの法話では、翌日の葬儀であげるお経の内容の説明があり、仏様の弟子にしてくださいと頼んだり、この世の別れを告げていたりとのこと。
戒名は、なぜこの名にしたか、なぜこの字なのか、と一字一字説明があり、非常に納得しました。
翌日の葬儀も、滞りなく、無事に終わりました。
その後、義実家に戻り、仏壇の前にお骨を置きました。
「ようやく家に帰って来れたねぇ」との言葉に、心に感じるものは大きかったです。
義父が挨拶で話したように、旅行好きだったという義母がまたこれからも旅を続けてくれますように。
海太郎は悲しく寂しいでしょうけれど、きっとこれからも見守っていてくれると思います。
遠くて、しかもコロナ禍での遠慮もあり、なかなか会えなかった親戚とも楽しくお喋りすることもでき、義母がきっと引き寄せてくれたのだと思います!
日曜日、午前中の便で新潟へ向かいました。
新潟空港。