海太郎と巡るお城の旅、続編。
現存天守を巡って、これまでに、彦根城、松江城、松山城、宇和島城、高知城、丸亀城、備中松山城、丸岡城、犬山城と行きました。
姫路城は日帰りで行けるので、あと2つのお城をどちらにするか考えて、松本城を選びました。国宝松本城!!小学生の時に家族で行き、「お城やで!お城に行くよ!!」と母が言っているのでシンデレラ城のようなヨーロッパの白いお城を思い浮かべていたら、真っ黒やん全然違うやんとがっかりしてしまったという、情けない思い出があるお城です(笑)
長野は車で時間もかかるし、旅行支援もあることだし、2泊取りました。
早朝6時半に出発。
運転の面白いくねくね中央道は久しぶりで、なんだか懐かしかったです。
13時、善光寺到着。
駐車場は善光寺の裏側だったので、まず表参道へ出ました。
石畳の参道。
仁王門。
仲見世通り。賑わっています。
山門。
ここへ上がれました。
山門から眺めた仲見世通り。
本堂も見渡せました。
国宝の本堂。
入り口で座っておられたびんずる尊者をなで回しました。自分の身体の悪いところと同じところをなでると病気が治るそうです。
それから御本尊を拝んで、お戒壇巡りへ。
階段を下りて真っ暗な回廊へ入ります。
何も説明を読まずに回廊へ入った私は列の先頭。真っ暗で右手で壁を伝いながら歩きますが、どこまで歩くのか分からずひたすら怖かっただけでした(笑)。途中、後ろで、ガチャガチャガチャと音が聞こえ、どうやら何かあるらしいと気付きながらそのまま階段を上がって外へ。
何があるんだろうと見上げてみると、「瑠璃壇の下には、極楽浄土への往来が約束されるお戒壇巡りがあります」との説明が。ご本尊の真下には「極楽の錠前」があり、その錠前に触れると極楽行きを約束されるそうです。
何事もちゃんと説明読まないと!
今度はよく読んで再チャレンジ。でも海太郎に先に歩いてもらいました。ちゃんと腰の高さで右手を壁に伝わせて、無事、錠前に触れることができました!
重要文化財の経蔵。
仏教経典の全てを網羅した一切経が納められている輪蔵を2人で回すことができました。輪蔵がコマのような造りになっていると知りました。これでその経典を読んだのと同じ功徳が得られるそうです。
本堂の真横。
広い敷地です。
善光寺史料館へ。
絵馬や仏像などがありました。ダライラマの来日に際し、一足早くチベット僧が来日し制作した砂の曼荼羅は見事。
さて、隣の長野県立美術館へ。
建物が素敵です。
目的は東山魁夷館。時間がたっぷりあるわけではなかったので、常設展は少し駆け足になってしまいました。
東山魁夷館では季節に合わせた秋の絵が多数展示してあってとても美しかったです。
屋上テラス。
山に囲まれています。
屋上テラスから眺める善光寺。
ところどころ紅葉も。
これで17時前。日が暮れるのが早いですねえ。
ここから車を走らせて松本へ向かいます。
松本へ着いてから大渋滞。思ったより時間がかかりましたが、18時過ぎにホテル到着。
荷物を置いて、駅の周辺をぶらぶら。
翌日の朝食用にパン屋さんでパンを買って、夕食を探します。デパ地下のようなところでお惣菜を買ってホテルで食べるつもりでしたが、周辺になさそうなので、ふと見つけたイタリアレストランで食べることにしました。
かぼちゃの冷製ポタージュ。
ワインはプリミティーヴォ。
オードブル盛り合わせ。
ここでピノノワールのワインと。
小さいお店なので、両隣のカップルの会話が丸聞こえ。そのうちの若い方のカップルはちょうど大阪の話をしています。どうやら今度大阪へ行くようですが、電車の説明を間違えていて、その電車ではそこへは着かないよ~と言ってあげたくなるのを我慢。
こちらもなぜか負けじと大阪の話題を出します。ほんとに大阪人だし。
デザートは栗のパンナコッタ。