昨日は早く寝て、今朝はゆっくり起きました。
ビュッフェの朝食。
栃尾の油揚げ、タレかつの海苔巻き、のっぺ、スープカレーなど。
それに醤油赤飯、焼きおにぎり、お茶漬けと、ご飯メニューがたくさん。
お茶漬けは昨日と同じく、お茶ではなくて風味豊かな出汁をかけます。
醤油赤飯は長岡の郷土料理で、金時豆の入った醤油味の赤飯。小豆じゃないんですね!
少しゆっくりしてから、義父宅を訪ねてお喋りしました。高齢ですがいつまでも元気でいてもらって一緒に飲みたいですね~。
さて、昨日来た道を戻って車で走り、今日は糸魚川市を目指します。
ヒスイは新潟県の石だそうです。
ヒスイ峡の案内。巨大なヒスイの展示と、風景の映像が流れていました。
翡翠のコレクション。
緑が綺麗。
翡翠は緑のイメージでしたが、色々な色があるのですね。
色々な石。
今月、岩手の石と知った蛇紋岩とヒスイは関係が深いそうです。蛇紋岩に連れられて翡翠が地上に上がってくるからです。
原石がたくさん。
フォッサマグナとは大地の裂け目のこと。そのフォッサマグナを発見したのはドイツ人のナウマン博士です。
日本列島の誕生、フォッサマグナと日本海に至る地形のことなど、大きなスクリーンで壁と床と一体で映し出されるので、面白くて何回も見ました。
日本や世界の化石の展示。これはアンモナイト。
ここからは、日本と世界の、鉱物、鉱石、岩石などの展示。
中庭にある日本列島に示されたフォッサマグナの位置。ヒスイの文字盤の日時計。
この手前には水琴窟があり清らかな音でした。
面白かったです!でもこのミュージアムを理解するにはもっと勉強が必要ですね。何事も知らない事だらけだけれど、知ればもっと知りたくなります。
糸魚川は川なのに石だったのですねえ!
ミュージアムを出て少し歩いて考古館へ。
長者ヶ原考古館。
火炎土器。
道を歩いて遺跡に向かいます。
長者ヶ原遺跡に来ました。竪穴住居跡。
復元された住宅。中も覗けます。再現したものは先ほどの考古館にありました。
帰り道は違う道を選んだらこんな道に出ました。
後ろは熊よけの鈴を鳴らしながら歩く人が。熊出るの!?
石の谷。
もう少し時間が欲しかったけど、次は私が行きたかった親不知・子不知海岸へ。
到着。親不知観光ホテルの駐車場に車を停められました。
この辺りは親不知コミュニティロードで、展望台もあります。明治に断崖を削った街道が開かれ、この遊歩道になっています。
高さ300~400メートル、15㎞ほどの距離に渡る北陸道最大の難所。断崖絶壁と荒波の中、旅人は波打ち際を駆け抜けます。その際、親子がお互いに顧みる余裕もなかったので、親不知子不知という名がついたのだとか。(別の説あり)
海を走る北陸自動車道。今ではこの道路のお陰で苦労はないですね。
如砥如矢。砥石のように滑らかで、矢のようにまっすぐという意味。岩肌に文字が彫られています。
ここは親不知で最も通行困難な場所で、天険(地形が大変険しいところ)の真上、高さ80メートルの崖の上。
明治16年に崖を切り開いて道路を通したときの喜びをこの岩に刻んだそうです。
日本海は美しい。
まだこの先を歩きたかったので心残りなのですが、日本海にも降りてみようと先ほどの駐車場辺りまで戻ります。
親不知レンガトンネルがありました。
大正時代に断崖絶壁を貫通させた鉄道のトンネル。
反対側のトンネル。土砂崩れでしょうか。物寂しげ。
見えてきました!
石がガクガクしていて歩きにくいです。コケないように慎重に・・・。
日本海へ落ち込む大地に波が打ち寄せます。
昔の人はここを駆け抜けたとは!想像もできません。
へっぴり腰なので写真が斜めになってしまいましたが、激しい波が押し寄せます。
波しぶきがかかり、風も強いので、立ってるだけでも大変なのに。
降りてきた道を上がっていきます。
さっきの親不知レンガトンネルを少し歩いてみました。入り口に懐中電灯が置いてあったので、足下を照らしながら。奥まで歩いて遊歩道を周回できるそうですが、時間に余裕がなかったので入り口の辺りだけ歩いて引き返します。
ここから車で40分ほど走り、宇奈月温泉に到着。新潟ではなくて、富山にやって来ました。
温泉に入り、夕食へ!
八寸は、ホタルイカ、河豚の南蛮漬け、銀杏、バイ貝旨煮、干し柿クリームチーズなど。
氷見牛しゃぶしゃぶ。
富山のお酒、玄。辛口ですっきり。
まぐろ、イカ、かんぱち、平目の昆布締め。
お吸い物は、白海老真丈、炙った白海老と松茸も入っていました。
子持ち鮎の甘露煮。鮎は夏のイメージでした。
ふかひれと蛸とお麩が入った茶碗蒸し。
白海老の素揚げ。
きのこご飯と味噌汁。
フルーツのゼリー掛け、抹茶のガトーショコラ。
お腹いっぱい!
美味しかった~!!!
あれだけ食べたけれど、部屋で今日買ってきた笹団子を食べました。笹団子大好きなのに日持ちしないのが残念。
明日はトロッコ列車に乗ります。