ピアノのお散歩

ピアニスト北中綾子のブログです。音楽やピアノのこと、趣味や日々のことを思いつくままに綴っています。

ピクル先生来日 2024 ②

今日ピクル先生を空港まで送って行きました。

何度も振り返る先生を、手を振って見えなくなるまで見送りました。

 

先生はまだまだお元気だけど、こうして日本で先生をお迎えできるのは、あと何回あるだろうとふと思います。

ともかく、今年はまた4月にポーランドで会えます!

 

さて、今週始めはとある大学でレッスンされて別のお宅に滞在された後、再び先生はうちに帰って来られました。

その日の夕食はしゃぶしゃぶ。先生はしゃぶしゃぶが大好きなので大喜びでした。

日本酒はあんまり好きではないそうですが、お酒は日本酒を押し切りました。日本酒は味がしないそうです(笑)しかも軽いし、と仰っていましたが、ワインと同じくらいのアルコール度数なんですけどね。

 

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先生持参のポーランドお菓子、2つ目。ポーランドで有名なお菓子、ナウェンチョフスカです。

プルーンのチョコがけ。丸ごとひとつのプルーンにチョココーティングの贅沢なお菓子です。

 

色んなチョコがあるんだね、と海太郎が言うと、これはフルーツだよ!と先生。

さて、ここでこれは「チョコ」なのか「フルーツ」なのか問題が発生しました。

 

おそらく私たち日本人は、「フルーツ入りのチョコ」と捉えますが、彼らは「チョコがけのフルーツ」と捉えています。

でも、やっぱり「チョコがけ」にしてはチョコたっぷりすぎるでしょ(笑)

 

その後、当然のごとく、恒例のウォッカで締め。1杯だけだよ、1杯は体にいいからね、と言いながら、いつの間にか2杯目も並々注がれました。

この日はたくさん話題があったしゆっくり時間をかけて食事を楽しみました。

 

最後の日。

朝から先生と私のプログラムについて議論。ポーランド作曲家の色々な前奏曲を紹介してもらいました。12月のリサイタルでは前奏曲がテーマだからです。

アンコールもきちんと考えないといけません。

 

午後は事情で今日になってしまったレッスン受講の方が来られました(このあたりで両親も合流)。とてもいいレッスンでした。その後、両親も一緒に、ディナー。

写真を撮って、乾杯。今日はスパークリングワインと赤ワインです。

途中スペイン人の友人とビデオ通話で皆で話しました!

 

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玉ねぎのキッシュ、蓮根とブロッコリーのサラダ。


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くるみ入りの豚肉をきのことデミグラスソースで煮込みました。

 

 

今回はたくさんの方が先生のレッスンを受講されて、ピアノ室は音楽で満たされました。

 

私も自分のピアノと音楽に深く向き合いました。反省と感動の日々。

 

気付けば先生との付き合いは長いものです。先生に出会えからこそ今の私があり、人生が変わりました。感謝という気持ちだけではない、本当に恵まれたことに思いを深めます。

この恵まれた環境を生かさなければと改めて感じています。

ピクル先生来日 2024 ①

ポーランドから、私の師匠、アンジェイ・ピクル教授が来日されています。

 

空港へ迎えに行き、感動の再会!!の後、私の家に滞在されています。

ミートローフを作って、夜は再会を祝して乾杯!

 

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持ってきてくださったポーランドのお菓子。盛りすぎ(笑)形も大きさも不揃いで、割れてるし、このなんとも雑な感じがポーランド

素朴だけど甘くて懐かしい味です。

 

そして、1月20日(土)、21日(日)の2日間に渡って、音大の学生や演奏活動されている方など、たくさんの方にレッスンされました。私のレッスン生も数人受講しました。

 

音の響きの作り方、響かせ方、歌い方、様々な面から音、フレーズ、曲を捉えて、いつもながらイメージ豊かで濃密なレッスンでした。

 

私は通訳しながら、一緒に先生のレッスンを受けている気持ちになり、音楽を共有できる時間が幸せです。先生のレッスンで受講生の方の演奏が変わった瞬間は、先生と顔を見合わせて喜びました。

また、レッスンを聴きながら、私も指導者として、自分がレッスンするにあたり反省したり感心したりすることも多いです。

 

日曜日は終了後、先生を囲んでパーティーをしました。

 

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グラスを用意。グラスマーカーも付けておきました!

 

ハム類、スモークチーズ、オリーブ&ピクルスなど買っておいて、きのこのマリネ、鶏ハムは作りました。

まずはスパークリングワインで先生に乾杯!

先生も、綾子に乾杯!と皆さんに言ってくださいました。

 

赤ワインも飲み、最後は先生持参のウォッカで締めます。

 

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今回持ってきてくださったのはショパンウォッカ

以前はショパンさんのお顔が描いてありましたが・・・これは文字だけですね(笑)

 

皆さんでわいわい賑やかに過ごして、先生もリラックスして満面の笑みでした。一緒にものすごく笑ってとっても楽しい時間でした。

色々と事前の用意はありましたが、パーティーしてよかったと思います。

 

さて、これからもレッスン受講される方がいらっしゃるので、まだ先生との時間は残っています。

 

そして、私は4月にポーランドクラクフでのリサイタルが決定しました!!

私も自分の音楽を高められるように、先生が帰国されるまでピアノに向き合おうと思います。

新年 2024

明けましておめでとうございます。

 

晦日から家族が集まり、皆で呑んでいる間にいつの間にか年を越しました。

元旦は親戚も集まって賑やかに過ごしました。毎年恒例、私はキッシュを2種類作って準備。パウンドケーキも焼いて行きました♪

 

公園も行ったしボードゲームでも遊んで、ご馳走食べてお酒も飲んで、怒涛のように過ぎていきましたが、わいわいとても楽しかったです!

 

さて、今年は、まず今月ポーランドのお師匠、ピクル先生が来日されます。たくさんの方がレッスン受講されるので、私も楽しみにしています。

 

そして、ようやく海外旅行へ行く予定を立てました。コロナ禍に入る頃に一度中止になりましたが、今度は行き先は変更して、オランダとベルギーに行くことに。

私はベルギーは留学中に友人と行っているので2回目です。あちこち行っているから、重なってしまうのは仕方ない(笑)

でもオランダは初めてで、美術を堪能したいです。

 

そして、4月にはポーランドにも行く予定です。招待状を頂いて、1曲演奏もします。

帰国してから2010年と2015年に演奏旅行、その後新婚旅行で行き、また演奏旅行をという話もあったのですが、コロナ禍で立ち消えになりました。今度は、いわゆる「演奏旅行」とは違いますが、演奏もするし、とても楽しみです!

が、元日にピクル先生から電話。他にも演奏予定があるとのこと。新年早々、すこしビックリ。不安もありますが、やはり楽しみです。

 

国内では、12月1日(日) ザ・フェニックスホールで5回目のリサイタルを開催します!

プログラムはアイディアとして温めてきたポーランドプログラム。こちらに向け、少しずつ準備をしているところです。

 

盛りだくさんな年になりそうですね。深く多彩に表現できるよう、音楽に浸って、日々磨いて真摯にピアノに向き合っていく年にしたいと思います。

 

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

北中綾子

 

 

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お雑煮。

 

 

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母のお節。

 

 

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年末に焼いたパウンドケーキ。

 

 

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帰宅して飲んだ初お酒は、片野桜を秀衡塗りの盃で。

大晦日 2023

2023年も終わろうとしています。

 

今年は冬にピクル先生がコロナ禍を経て久しぶりに来日され、先生の音楽に触れて取り戻した感覚もあったように思います。

 

また、春にリサイタルをし、秋にコンサートがあり、こうしてピアノと向き合いながら色々な方と話したりする中で、来年の大阪でのリサイタルを決意できました。

ぐずぐずしていたところもあったのですが、今やらないことはきっと将来もやらない、チャンスは今だ、という思いに至りました。

 

こうしてみると、たくさんの方に支えられているからこそ私はピアノが弾けているのだと改めて感謝の思いが湧いてきます。

 

また、海太郎とは山口と岩手に旅行し、両親とも京都に旅行できました。国内にもたくさんいいところがあって、行きたいところがまた増えます。

47都道府県全部を回りたいですね。

 

さて、大晦日から家族が集まってきます。

私は新年パーティーに向けてキッシュを焼き、家族で食べるパウンドケーキを焼きました。

 

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りんごのソテーとドライイチジクとレーズンをブランデーに漬けて、キャラメルクリームと一緒に混ぜて焼いたパウンドケーキ。

 

 

今年もありがとうございました。

たくさんの方々と楽しい時を過ごし、いい1年でした。

 

よいお年をお迎えくださいませ。

クリスマスディナー

今年のクリスマスディナー。

 

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イブのディナー。

ナスのソテー&バルサミコソース、きのこのマリネ、鶏肉のソテー。

 

 

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お客さんを招いてのクリスマスディナー。

豆腐のクリーム、かぼちゃのサラダ、蓮根のブロッコリーのサラダ、エビとアボカドのキッシュ。

 


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メインは骨付き鶏肉の赤ワイン煮込み。

持ってきてくださったブルゴーニュワインと。

 


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ケーキは、バニラのババロアとショコラのババロア

 


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中には栗の渋皮煮を入れています。

フルーツのタルト

タルトを焼きました。

 

ラム酒に漬け込んだドライフルーツをたっぷり入れてタルトを焼きました。

 

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上にはキャラメルくるみをのせてから、ドライフルーツと生クリームを。

 


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タルト美味しい!!

記念日ディナー

今年は少し遅めの記念日ディナーです。

 

 

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京都の「やま平」へ。日本料理とフレンチの懐石料理です。

今日は急に真冬の寒さ。寒くてかなり早足で歩いてお店に来ました。

 


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サンタの箸置きがかわいい。

 


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町屋だったので中庭があります。

 


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食前酒の梅酒。

それからスパークリングワインで乾杯。

 


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フレンチでスタート。本鮪の瞬間燻製。カリフラワーや芽キャベツを挟んであって、下にはカブラのピューレが敷いてありました。

 


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今度は和食。素敵なお椀。

 

和食とフレンチだからお酒のチョイスが難しいですね。ここは日本酒で。

吉田蔵 純米大吟醸 Pray&Snow 

新酒だそうで、ボトルも冬の雰囲気で素敵でした。華やかで淡麗なのに旨味たっぷり。

 


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蟹味噌豆腐。海老芋が甘い!堀川牛蒡とうぐいす菜。蟹の身も入っていて風味のいいお出汁でした。

 


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続いて和食の鮨。鮨?と思っていたらガラスの器で出されました。雲丹とイクラ

 


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次はフレンチ。雲子のムニエル。焦がしバターの風味。

 


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また京都のお酒で、神蔵(かぐら)ルリ 純米酒。こちらもさっきと少し似ていて、淡麗なのに旨味があるお酒でした。

 


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和食。牡蠣フライ。タルタルソースとウスターソースで食べます。

 


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やっぱり京都のお酒で、伊根満開 古代米純米酒古代米なので、色は赤っぽく、独特の風味がありました。濃厚で甘め。

 

お料理がゆっくり出てくるので、その合間にどんどん飲んでしまいます。

それがお店の狙いかな、あははと2人で話していましたが、聞こえていたかもしれません(笑)

 


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お口直しのザクロのグラニテ。

 


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カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンでお肉を待ちます。

 


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近江牛のイチボ。フレンチなんだけれど和食の風味も漂う感じ。

 


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締めは和食で、寒鰤ときのこの土鍋御飯。赤だし、ちりめん山椒、香物。

 


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日仏デザート盛り合わせ。ピスタチオあんの最中、クレームブリュレ、本わらび餅など。

結婚記念日と書いてくださってます!そう申告しておいたからですが、本当は、結婚式の記念日。

 

ごちそうさま〜。