ピアノのお散歩

ピアニスト北中綾子のブログです。音楽やピアノのこと、趣味や日々のことを思いつくままに綴っています。

フォンテーヌブロー城&ルーヴル美術館

6月17日(月)

今日はまずフォンテーヌブロー城へ

朝イチでさっと飛び込んで、見終わったらすぐ戻り、ルーヴルへ行くというプラン。

張り切って早くホテルを出たのに、駅で1日フリー切符を買おうと思ったら、買い方がわからず(この前はすぐ買えたのに!まとめて買っておけばよかった・・)、おまけに駅で迷子になり、目指していた電車より1本遅れました

途中で、日本でも滅多に経験しないほどの大嵐

もう帰ろうか~着いてもこの天気だったら帰ろうよ、と言っていたのですが、着いたらすっかり止んでいました

5,6月のヨーロッパはとても爽やかだし、日は長く、1年で1番快適と言われます。

なかなか旅行で一番いい時を狙って行くのは難しいですが、今年は運良く6月に来れたのだし、あの天高い真っ青な空を待ちわびているのですが、お天気に恵まれませんね

雨が降らなかったらOKという・・・。

結局旅行中に、私が望んでいたあの青空を目にすることはありませんでした

それにしても、これは雨女解消の厄払いに行かないとあかんかな・・・

キアナ(ホームステイしていたアメリカ人)と作ったテルテル坊主をゴミに出したからかな・・・

などと考えていました。

駅に着いてからバスでお城に向かい、入口に着いたはずなんですが、人がいっぱい!!

また行列かなぁ?と思ったのですが、入口が開いていないようです

あれ?9時半開館予定で、今10時よね

でも遠足の子達は座って待っているし、ツアーの人達もそのまま待っているし、開くのかなと思って待っていると、何のお知らせもなく10時15分に開きました

電車乗り遅れても全然問題なかったですね(笑)

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         フォンテーヌブロー城。

このお城はヴェルサイユとはまた別の雰囲気で木のシックな感じがしますがが、やっぱりとっても豪華です

でも“豪華絢爛”というのは見飽きますね。

なんとも贅沢なこと

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         庭園から見たお城。白鳥が湖に舞い降りて来て美しかった~

お昼ご飯にパンを買って帰りの電車で食べました。

次はルーヴル美術館

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          ルーブル美術館

正面のピラミッドの入口はものすごく混んでいるらしいので、横の入口から入ります。

2匹のライオンの像が目印と書いてあったので、ここだ!と入り、ミュージアムパスを見せると

「ここ、大学だよ。美術館はあっち。」と笑われました。

へぇ、こんなところに大学があるんだ

入口は確かに並ぶこともなくすんなり入れました。

ルーヴルはとにかく広いので、見たい絵や見学順を決めておいた方がいいよ、じゃないと歩いているだけになるよ、と知り合いの方から言われていたので、だいたいは考えていました

まず、この入口から近い、モナ・リザ

案内をたどっていくとちゃんとモナ・リザヘ着きました!!

うわっ これまた人だかり

でも来たからには見ないと

人だかりの後ろへ付いて、じりじりと前へ!!

もう、もみくちゃ

そりゃーカバンすられるわ・・・モナ・リザの前でスリに遭うというのはよくある話だそうです。

背の高い人は後ろから横から手を伸ばして写真を撮っていて、私はその肘に頭当てられつつ人に埋もれてかなり息苦しいけど、必死の思いで一番前まで来ました

あああ、でも絵は小さいし遠いし防弾ガラスに入っているし“見た”っていう証拠だけです

  

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        モナ・リザ!!!!!

ルーヴルを堪能しようと思ったら、パリに住むとか、そうでなくても長期滞在とかでないと難しいですね。

旅行の中では時間が限られているので、“見なかった絵がある”ではなくて、“見た絵がある”というレベルです。それでも、見たかった絵は見たので、一応満足です

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    発見!!  ドラクロワ / ショパン肖像画

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        ヴァトー / シテール島への巡礼

        この絵からインスピレーションを得てドビュッシーが「喜びの島」を作曲したといわれています。留学中と、去年と、コンサートで演奏した曲です。もっと早く見れたらよかったなぁ

ルーヴルの後、パレ・ガルニエ近くのレストランで夕食。

今日はちょっとおいしいワインとお食事を・・・

前菜はラビオリ、メインは鴨のステーキ、赤ワイン、デザートはクレーム・ブリュレ

ほとんど前菜でお腹いっぱいになってしまったけど、おいしかったな~

フランスで唯一心に残る食事(笑)