8月末に帰省や弟宅に遊びに行く予定にしていましたが、双方で話し合ってひとまず延期に・・・。
演奏会前ではありますが、レッスンもお休みにしていたし時間が空いたので、気分転換に海太郎と美術館へ行くことにしました。
京都の堂本印象美術館です。
館内は撮影禁止。
あまりよく調べずに行ったのですが、印象自身が建てた美術館なのですね。
展示は、日本の昔の風景から始まり、ふわっふわの毛の猫やうさぎ、墨の濃淡で描く花や鳥、白の濃淡で描く花や雪(花の透明感、雪の質感、白でこれほどの表現があるのですね)、それから宗教画、迫ってくるような抽象画まで、幅広い作風でした。
そして、美術館は個性的な外観ですし、柱やドアの取手など細かいところまで綺麗だなと思っていたのですが、並んでいた木の椅子もひとつひとつ少しずつデザインが違っているのに気付き、係の方に話しかけて聞いてみました。
すると、全部印象がデザインしているとのこと。
美術館全体が印象の作品です、と。
なるほど~!
また、大きな抽象画「風神」の対になっているはずの「雷神」がどこにあるかと尋ねると、イタリアでの個展でそれらが展示されたときイタリア人が購入して、個人資産になっているため見る機会もないとのこと。
なんと!!!そのまま買われてしまったのか・・・。なんとも残念なことですね。(購入したイタリア人には悪いですが笑)
印象はお寺の障子や天井画なども描いているので、東福寺や高野山などこれまでに見ているはずなのですが・・・。
もう一度また見よう(笑)
この美術館は年に4回展示が変わるそうです。
また行きたいな〜。
見終わってからショップで羊羹を買いました。
そして、先程の係のおじさまが手に持って紹介してくれた本、これもついつい買ってしまった〜。
たくさん買って頂いたからおまけの缶バッジは2個どうぞ、と言われました(笑)
外観をもう一度眺めます。真ん中にあるお顔は印象のお母さんのお顔と先ほど教えてもらいました。
さて、夕食後に早速買ってきた笹屋守栄の羊羹「光る窓」を頂きます。
美術館内に飾られている印象のステンドグラス作品をイメージしたものだそうです。
包み紙もそのイメージ。
箱も。
出てきた羊羹!!
横からの図。
お茶と一緒に。
けっこう高かったのに、もう一切れずつ食べて、一気に全部食べてしまいました!もったいない。
豊かな午後を過ごしました!