兵庫陶芸美術館で「デミタスカップの愉しみ」展を開催していて、行ってきました!
ここへ来るのは2回目です。
個人のコレクションから選んで展示してあります。
ロイヤルクラウンダービーの伊万里の写し。
ヨーロッパの磁器の歴史は、18世紀初頭に伊万里焼を真似たマイセンから始まったわけですが、イギリスでは18世紀半ばから。ロイヤルクラウンダービーは19世紀半ばから生産を始めたようです。今でも英国製の高品質かつ高級な磁器を生産しています。
コールポート(イギリス)
エインズレイも。いまでもイギリス王室は慶事にはまずエインズレイに注文を出します。
透かし彫りが美しいチェコのブランド。
有田焼!!豪華ですねえ。
1800年代後期から1900年代前期とのこと。
チェコのガラスのデミタスカップ。実用的ではないので、見て楽しむものでしょうね。
貝の姿と輝きにうっとり。
ブランド不明のドイツ製。いちご。洗いにくそうですが、楽しい形と色。
ロイヤルウースター。なんとも可憐です。
これも日本製!
マイセン。
この花飾りはマイセンですよねえ。
ロイヤルバイロイト。ドイツ。
ミントン。うっとり眺めました。
これらも使うよりも見て楽しむものなんだと思います。美しい~。
アヴィランド!フランス。
オーストリア製。ハートが可愛い。
コールポート。イギリス。形が変わっています。
ヨーロッパの窯の変遷も知ることができました。
マイセンマイセン言うけど伊万里やんか、と思っていましたが、やっぱり伊万里。伊万里はすごいです。
王室主導でヨーロッパが発展させてきた磁器ですが、その中で日本もたくさん輸出して人気だったようです。
最後に丹波焼も見ました。この壷は洗練された形だそう。
展望テラスからは形の綺麗な山々が見えます。
併設されているレストラン「虚空蔵」で一休み。
丹波といえば黒豆。黒豆コーヒーと黒豆のシフォンケーキ。
車で走る道に丹波焼きの窯が並んでいて、覗いてみたいなあと思いつつ、また今度。
行きも帰りも私は車でぐーぐー寝ていて、気付けば美術館、気付けば家でした(笑)いつもすぐ寝ると海太郎に言われます。
華やかな世界を見て、優雅な気持ちになりました。