<続き>
少し車で走って厳美渓へ来ました。
雨が降り始めました。
地図を見て、短い方のコースで散策に出かけます。
この辺りで激しい雨に。
この雨の具合を分かって頂けるでしょうか。
ひとまず駐車場まで引き返すことにします。今日の観光はこれ以上無理かと思うほどの豪雨で、引き返すのも一苦労でした。ズボンは絞れるくらいにずぶ濡れ。
ですが少し雨宿りしていると、また小雨に戻ってきたので、懲りずにさっき見えた吊り橋まで同じ道を行きます。
吊り橋を渡って、来た道の向かい側の道を帰っていきます。
うっすら深緑の川。晴れていれば綺麗な色なんでしょうねえ。
様々な表情の岩。
ちょっとお天気がマシになってきました。
さて、30分ほど走って猊鼻渓(げいびけい)に向かいます。
到着は12時50分で、ちょうど13時の舟下りに間に合いました!1時間に1本なので、本当にラッキー。
雨だからビニールの屋根付。工夫ですね。
景色見えない!笑
朝食で満腹なので昼食はいらないのですが、少し甘いものが欲しくなり、海太郎があんこ餅を買って舟の中で食べました。
鏡明岩。
一番前の席でした。
頑張ってカメラを屋根の外に伸ばして撮影しているので歪んでいます。
色んな岩があるのですがほぼ見えません。
澄んだ水。鯉や他の小さなお魚、鴨も泳いでいます。
ここで終点。
舟から下りて少し歩きます。
そびえ立つ岩。
渓谷の様子。
橋を渡って向こうまで行きます。
岩の中央にある小さな穴に「運玉」が入れば願い事が叶うそうで、ツアー客が楽しそうに投げていました。私たちは入るわけないので当然やりませんでした(笑)
中央にある鼻の形の岩が獅子の鼻→猊鼻渓という名前になったとのこと。
一枚岩だそうです!
集合時間に遅れないように戻ります。
再び来た道を舟で帰ります。
帰りは船頭さんの唄を聴きながら。
堪能できたので、平泉に戻ります。
途中平泉の道の駅に寄り、地酒とお土産を買いました。
平泉文化遺産センター。
平泉はみちのくの中央だったので、南北の境界線、水陸の要所だったとのこと。
そして、平泉にある建造物は、それぞれがお互いに関連し合った浄土の世界を表しているとの説明。
藤原清衡が浄土の世界の金色堂を建立し、基衡は京との繋がりを大事にし、秀衡は北方の王者として立場を完成させ、泰衡は頼朝の圧力に屈して義経を討ったものの自身も直後に頼朝に討たれてしまう、という4代に渡る時代の変化とともに詳しく書かれていて、面白かったです。ここを先に訪れていたら、これまでの観光ももっと充実していたのかもしれませんが、やっぱり時間が気になるので先に観光してしまいました。
さて、ホテルへ戻ります。
ホテル駐車場から金鶏山(きんけいさん)へ行くことができるのですが、その麓に義経妻子の墓があるそうなので、行ってみます。
金鶏山とは、山頂に雌雄一対の金の鶏を埋めたことから名付けられたといわれる平泉の浄土世界で基準となった信仰の山。
道を上がり、山道に入りかけたところに、義経の妻、郷御前(さとごぜん)と子の墓がありました。
その隣には千手堂。
17時過ぎにホテルへ戻りました。2連泊です。
今日の夕食は前沢牛しゃぶしゃぶです。
部屋で晩酌。道の駅で見つけたお酒。