ピアノのお散歩

ピアニスト北中綾子のブログです。音楽やピアノのこと、趣味や日々のことを思いつくままに綴っています。

平泉(岩手旅行②)

朝はとっても早起きで気持ちよく目覚めました。

私はお風呂が好きじゃないけれど(温泉含む)、せっかく泊まっているので、温泉に入りに行きます。

 

 

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朝食。ビュッフェでした。和食を中心に取ります。わんこ蕎麦も。

 


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8:30にホテルを出て、まずは毛越寺(もうつうじ)へ。ホテルから歩ける距離ですが蒸し暑いので車で移動。

 


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本堂。

 

お天気がどんよりしています。雨パワーと称される私の雨っぷりは直りません。どこへ行くにも雨。

お天気がマシなうちに回りましょう。

 


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南大門跡。礎石12個が残っています。

 

 

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大泉が池。

かつては二つの橋が架けられていて、この池は海を表現しているとのこと。

平泉は「平泉ー仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺産群」として全体が世界文化遺産に登録されていますが、この毛越寺もこの大泉が池を中心とする浄土庭園です。

 


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築山。

 

 

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池をぐるっと一周しています。

 


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開山堂。

藤原三代の画像があります。伽藍は焼失してしまいましたが、このお寺は基衡が建立したのですね。

 

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金堂円隆寺跡。

 

 

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遣水(やりみず)。

山水を池に取り入れるための水路で、これが遺っているのは全国的にも貴重とのこと。

蛇行して池に流れ込む様子は風情があって、ここに盃を浮かべて和歌を詠む平安時代の遊びを再現した「曲水の宴」が開催されるそうです。

 


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遣水が流れています。


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池に流れ込む様子。

 


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常行堂(じょうぎょうどう)。1732年に再建された建物。

 


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毛越寺の隣には、基衡の妻が建立した浄土庭園、観自在王院跡があります。境にあるこの石が敷き詰められている場所は、車宿であったとのこと。

 

 


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州浜(すはま)。

 

 


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出島石組と池中立石。

 


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松尾芭蕉の句碑、「夏草や兵どもが夢の跡」


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最後に宝物館に入りました。

 

車で移動。

 

 

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高館義経堂に来ました!

 


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ここです!

 


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義経は妻子を殺害した後、自身もここで果てました。

 

隣には義経の供養塔も建っていました。

 


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本来の場所からは移動しているようです。

義経は最後にどんな景色を見たのでしょうか。

 

松尾芭蕉はまずここへ来て、

  「夏草や 兵どもが 夢の跡」

と読みました。

 

平泉は、藤原氏の歴史や文化と、その中で義経と混じり合っているところが素晴らしい。

 


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車で走っていると、稲穂が美しいです。お天気がイマイチなので写真ではもうひとつですが、実際は金色堂を思わせる黄金色に見えました。

 


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達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)に到着。

 


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珍しい形の鳥居。

 


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毘沙門堂

征夷大将軍坂上田村磨公の創建。

岩にめり込むように建つ窟堂としては日本一の規模だそうです。

 


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崖にぴったりくっついています。

境内へ。

境内の中は撮影禁止でした。

 


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出てきました。

 


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岩面大佛。

 


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岩が迫力あります。

 


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蝦蟆池(がまがいけ)の中島にある辯天堂。

 

 


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一人ずつお参りするように書いてあったので、先に私が橋を渡ってお参りしました。

 

 

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歩いて行って、鐘楼。

 

 

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敷地の奥に金堂。不動堂が修理中とのことで観音様が特別展示されていました。

 

 

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金堂からの眺め、樹齢500年の大オッコウ。

 

<続きます>