朝はとっても早起きで気持ちよく目覚めました。
私はお風呂が好きじゃないけれど(温泉含む)、せっかく泊まっているので、温泉に入りに行きます。
朝食。ビュッフェでした。和食を中心に取ります。わんこ蕎麦も。
8:30にホテルを出て、まずは毛越寺(もうつうじ)へ。ホテルから歩ける距離ですが蒸し暑いので車で移動。
本堂。
お天気がどんよりしています。雨パワーと称される私の雨っぷりは直りません。どこへ行くにも雨。
お天気がマシなうちに回りましょう。
南大門跡。礎石12個が残っています。
大泉が池。
かつては二つの橋が架けられていて、この池は海を表現しているとのこと。
平泉は「平泉ー仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺産群」として全体が世界文化遺産に登録されていますが、この毛越寺もこの大泉が池を中心とする浄土庭園です。
築山。
池をぐるっと一周しています。
開山堂。
藤原三代の画像があります。伽藍は焼失してしまいましたが、このお寺は基衡が建立したのですね。
金堂円隆寺跡。
遣水(やりみず)。
山水を池に取り入れるための水路で、これが遺っているのは全国的にも貴重とのこと。
蛇行して池に流れ込む様子は風情があって、ここに盃を浮かべて和歌を詠む平安時代の遊びを再現した「曲水の宴」が開催されるそうです。
遣水が流れています。
池に流れ込む様子。
常行堂(じょうぎょうどう)。1732年に再建された建物。
毛越寺の隣には、基衡の妻が建立した浄土庭園、観自在王院跡があります。境にあるこの石が敷き詰められている場所は、車宿であったとのこと。
州浜(すはま)。
出島石組と池中立石。
松尾芭蕉の句碑、「夏草や兵どもが夢の跡」
最後に宝物館に入りました。
車で移動。
高館義経堂に来ました!
ここです!
義経は妻子を殺害した後、自身もここで果てました。
隣には義経の供養塔も建っていました。
本来の場所からは移動しているようです。
義経は最後にどんな景色を見たのでしょうか。
松尾芭蕉はまずここへ来て、
「夏草や 兵どもが 夢の跡」
と読みました。
平泉は、藤原氏の歴史や文化と、その中で義経と混じり合っているところが素晴らしい。
車で走っていると、稲穂が美しいです。お天気がイマイチなので写真ではもうひとつですが、実際は金色堂を思わせる黄金色に見えました。
珍しい形の鳥居。
毘沙門堂。
岩にめり込むように建つ窟堂としては日本一の規模だそうです。
崖にぴったりくっついています。
境内へ。
境内の中は撮影禁止でした。
出てきました。
岩面大佛。
岩が迫力あります。
蝦蟆池(がまがいけ)の中島にある辯天堂。
一人ずつお参りするように書いてあったので、先に私が橋を渡ってお参りしました。
歩いて行って、鐘楼。
敷地の奥に金堂。不動堂が修理中とのことで観音様が特別展示されていました。
金堂からの眺め、樹齢500年の大オッコウ。
<続きます>