ピアノのお散歩

ピアニスト北中綾子のブログです。音楽やピアノのこと、趣味や日々のことを思いつくままに綴っています。

マロンのケーキ

今年は気温も高い日が続いていましたが、ようやく寒くなってきてタルトを作るのにちょうどいい季節になりました。

そして、栗も食べたくなります。

 

 

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マロンのタルトを焼きました。

マロンのフィリングに、ダコワーズ

 


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最後に栗の渋皮煮をのせて完成。

 

 

 

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モンブラン

タルトを焼いて、栗をのせて、メープルクリームを絞って、その上からマロンクリームを絞っています。

マロンクリームを思い切り絞ったので、タルトが見えません(笑)端も整えると綺麗なのでしょうけれど、そのまま。

周囲に飾るために飾りのヘーゼルナッツのキャラメリゼを作ったけれど、少し上にのせているだけになりました。

 

 

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モンブラン大好き。幸せ〜。

 

ワルシャワとマリウポリ

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ワルシャワマリウポリ

廃墟の街、闘争の街、希望の街」

 

日本ポーランド協会主催で、ひょうご国際プラザ交流ギャラリーで開催されていました。期間中にセミナーも開催されたくさんの方にお越し頂いたようです。

 

最終日、私は撤収作業に行ってきました。

その前に、じっくり展示を見ます。

 

第二次世界大戦で破壊されたワルシャワと、現在ロシアによって破壊されたマリウポリ。それぞれの町を比較できるよう、1枚ずつ写真を並べたパネルが展示してありました。

 

破壊された建物の前で木に引っかかったクマのぬいぐるみ。破壊され炎上するワルシャワの建物と、マリウポリの建物。アゾフスターリ製鉄所での野戦病院

 

ワルシャワの写真はワルシャワ蜂起博物館所蔵です。マリウポリの撮影者はロシア軍によって銃殺されたとの説明もありました。撮影するのも命がけです。

 

こうして同じような構図で比較してみると、過去も現在も、同じ様子には言葉を失います。

 

続いて、ワルシャワがいかに復興を遂げたのかもパネルで説明されています。

 

ワルシャワといえば、街全体が世界遺産クラクフとは違って素敵な街とは言い難いですが、それは破壊され尽くしたからともいえます。でも、復興するにあたっては、様々な思惑や考えや意見があり、今現在のワルシャワの姿になっているのだということも今日は触れられていました。

 

作業終了後、パフェを食べながら、今後はこうした再建の過程にスポットを当ててみたいとの協会代表のお話もあったので、期待したいです。

紅茶のケーキ

久しぶりにケーキを作りました!

 

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チョコのケーキに見えますが、紅茶のババロアにチョコレートのコーティングをしています。土台はパートシュクレを焼きました。

土台にババロアを乗せる時は失敗しないように慎重に。。

 

 

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パートシュクレやババロアを作る時に卵白が余るので、後日フィナンシェを焼きました。

 


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コーティング用のチョコレートも余ったので、フィナンシェにもコーティング。

 

作るのは時間がかかるのに、食べる時はあっという間になくなります(笑)

大原宝泉院

大原宝泉院で「秋の夜灯り」が開催されているので、海太郎と待ち合わせて行ってきました。

 

18時頃着いたのですが、駐車場には私たちの車が一台だけ。

ここからちょっと不安になりながら真っ暗な道を上っていきます。

 

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連日異様な暑さの日が続いていましたが、大原はさすがに寒いですね。薄着で来てしまった!

 

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スマホで撮ると明るく見えます)

 

 

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宝泉院に到着。

受付の方に聞いてみると、真っ暗な道の方を歩いてきたようです。三千院の前の道はまだ明るいですよ、と。

途中の分かれ道で迷ったのですが、選んだ方が暗い方でした。

 

 

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書院。

 


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書院から見える樹齢700年の松。

 


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血天井

専門の方が説明してくださいました。

伏見城の合戦の時に、討ち取られたり自害したりして多数の遺体があった床板を、慰霊のためにお寺の天井にしたとのこと。

血天井のことだけでなく、その時の時代背景や、皇室との繋がりなど、とても詳しいお話が聞けてよかったです。

 

私は大原といえば寂光院建礼門院徳子だったのですが、一昔前は大原といえば歌(「女ひとり」)だったそうです。

 


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窓から見える庭が絵のよう。

 


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帰り道。紅葉が始まっています。

 

 

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海太郎スマホの写真の方が暗く写って見た通りのよう。

帰りは三千院の前の道を歩きました。来た道よりは少し明かりがあるけれど、それでも暗い。

 

夜の拝観がなければ、こうして夜の大原に来ることはないでしょうから、しんとした静けさの中、明かりの少ない暗い道を歩くのはなかなか風情があって、穏やかな気持ちになりました。

秋の散歩、天野街道

私のコンサートが終わって一週間。こんどは天野(あまの)街道を歩きました。

天野街道は、大阪狭山市から河内長野市を結ぶ、天野山金剛寺への参詣道です。海太郎は前々から行きたいと思っていたそう。

 

 

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あまの街道へ入ります!

 


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高倉寺法起菩薩と書かれた石碑がありました。

 

うーん、家を出た時は快晴だったし天気予報も晴れマークなのに、どんより。毎度のことながら、おかしいなあ。

 


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岩に書かれた地図。

 


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この辺りは陶器山。古墳時代の須恵器の窯跡が多数発見されています。

 


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竹林に出ました。

 


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穴地蔵。

 


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河内長野に入りました。田園風景。

 


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あちこちで柿がたわわ。

 


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2時間半ほどで、金剛寺到着!!

 


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女人高野とも言われているそうです。日本遺産ですね。

 


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休憩するところがなかったので、歩き続けてようやく着いたのに、肝心の本坊や庭園は何かの撮影で拝観中止!

 

とりあえず、境内を歩きます。こじんまりとしていながらも、趣のある建物群。


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楼門。

 


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何かの撮影。大人数にたくさんの機材。

この時こっそり教えてもらって、さっき目の前を通り過ぎて行ったのが堤真一だったと知りました。コスプレしてる変な人だと思っていました。あとは大泉洋もいました。

 

でもやっぱり静かに拝観したかったなあと残念です。

 


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金堂。建物は重要文化財、安置されている大日如来などの像は国宝。ここだけ入れました。

 


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多宝塔。重要文化財

 


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五佛堂。小さな窓から御本尊を見ました。

 


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もう一度、金剛寺へはゆっくり来たいです。

 

 

ここからバスで河内長野駅へ出ました。

 


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駅前で見つけた喫茶店で休憩。

コーヒーは熱すぎて火傷したし、ケーキはちょっと凍っていたけど、ホッとできました。

 

たくさん歩いて気持ちよかったです!

ショパン・フェスティバル 2023

第5回 ショパン・フェスティバル 2023

(於 カワイ梅田コンサートサロン「ジュエ」)

終演しました。

ご来聴くださった皆様、ありがとうございました。

 

 

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コンサートの週の水曜日、事前リハーサルに行って1時間弾きました。

サロンコンサートなのでこんな風に客席との距離がとても近いです!

 

 

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当日プログラム。

 

 

10月22日(日)

第Ⅰ部 ショパンの演奏とワンポイント・アドバイス

第Ⅱ部 ノクターンとVarious Worksによる演奏会

第Ⅲ部 みんなでShigel Kawaiを弾いてみましょう

 

私は第Ⅱ部のコンサートに出演し、変奏曲 OP.12を演奏しました。

また、その第Ⅱ部がプレ・イベントとして10月21日(土)15:00開演で開催されましたので、私は二日続けての本番でした。

 

 

控室では他の方々と一緒なのでどうやって待てばいいのか、そわそわしてしまいますが、雰囲気は和やかで、自分の集中の時間を持つことができました。

さっきも書きましたが、客席との距離が近く、お客さんの雰囲気を直に感じます。客席では演奏者の表情、息遣いなどが間近に感じられたとのこと。大ホールとは違う魅力もあれば大変さもありますね。

 

さて、今回改めて感じたことは、1曲で自分の全てを出すことの難しさ。1曲だけだからリサイタルより当然負担も少ないはずですが、1曲でも、リサイタルでも、感じるプレッシャーは同じでした。

 

全員がショパンを1曲ずつ弾く(まとまった2、3曲も含めて)という皆が同じ条件の中、ショパンの中でも曲が違うとはいえどうしても比較されてしまうことはあるでしょうし、著名な方々と同じ舞台で演奏すること、そして客席にも著名な先生方や音楽家が来聴されるということで、緊張感はものすごかったです。

 

それでも、思うところはありますが、自分の音楽はできたと思います。

 

普段からの音楽とピアノとの向き合い方を改めて色々と感じて考え、これから先のことにも決意を固めました。

 

そして、今回はたくさんの方とご縁ができて嬉しい限りです。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

 

ショパン・フェスティバル

演奏会のお知らせです。

 

日本ショパン協会関西支部主催(株式会社河合楽器製作所協賛)

第5回ショパン・フェスティバル2023に出演することになりました。

 

10月22日(日) 

第Ⅱ部「ノクターンVol.2 & Various Worksによる演奏会」

開演 / 13:00(開場12:30)

会場 / カワイ梅田コンサートサロン「ジュエ」

 

私は、ショパン /  華麗なる変奏曲 変ロ長調 op.12 を演奏します。

 

10月21日(土)にプレ・イベントも開催されるので、この日も演奏します。

 

日本ショパン協会関西支部での演奏会は、留学から帰国してきたばかりの2009年に「ショパンの夕べ」(兵庫県立芸術文化センター小ホール)で演奏しました。今でも自分の中でとりわけ大切な演奏会です。

今回演奏するのは1曲ですが、ショパンの初期の作品を名前の通り華麗に演奏できるよう当日まで磨いていこうと思います!

 

 

 

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