ここ数年は秋に旅行に行っていますが、今年は早めて夏に行きました。
コロナ禍も落ち着いたので、いよいよヨーロッパ旅行を計画しようと思いましたが、世界情勢も変わってしまったこともあり、ともかく今夏はまた国内へ。
9月なので涼しいところを選ぼうと思い、私が中学生の時に義経記を読んでからずっとずーっと行きたかった金色堂に決まりました。
というわけで、岩手へ!
伊丹空港から飛行機で。
機内で、空港で買った「六甲山縦走弁当」を少し早めのお昼ご飯に食べました。六甲山関係ないですが、タコも入ってて美味しそうだったんです。
花巻空港からレンタカーを借りて走ります。
どうもお天気がいいのは今日だけのようなので、真っ先に中尊寺へ来ました。
車から降り立った途端、蒸し暑さでクラクラします。涼しいはずじゃなかったの、なぜこんな暑いときに旅行してるの、とちょっと後悔しつつ、とりあえずこのお土産店でソフトクリームを買って食べました。
中尊寺の入り口。
月見坂から上がります。
東物見からの眺め。
地蔵堂。
秋には紅葉が綺麗でしょうね。
青いポスト!
他の色々なお堂は後で見ることにして、まず金色堂へ向かいます。
ここから入れるのね!
チケットを買って、中尊寺の宝物館、讃衡蔵(さんこうぞう)へ入ります。
国宝の中尊寺経(金銀字交書一切経、金字一切経)、奥州藤原氏の副葬品、螺鈿(らでん)で飾られた台など、たくさんの宝物を見ることができました。
そして、いよいよ、金色堂!!!!!
ずっと来てみたかった金色堂!!!
あれ、でも灰色だよねえ。
アップの姿。
これは金色堂を覆って守っている覆堂(おおいどう)で、この中に金色堂があります。
外から見える姿はこれなので、うっかりこれが金色堂かと思ってしまいました。
中に入って金色堂に目を奪われます。
本当に金色。全てが金色。漆蒔絵に螺鈿細工に、なんと豪華で美しいの。
さすが国宝の第一号。
本尊の阿弥陀如来が立つ孔雀が描かれた須弥壇の内部には、藤原清衡、基衡、秀衡、泰衡(泰衡は首だけ)のご遺体が納められているとのこと。
じーっと立ち尽くして、装飾を眺めました。
経蔵。
旧覆堂。
中のテレビで金色堂の修復作業の様子を放映していたので見ていました。
気の遠くなるような作業を積み重ね、かつての輝きを取り戻したそうです。1億6000万円の費用がかかったそうですが、こうした国の財産は引き継いでもらいたいと思います。
松尾芭蕉は、ここで
「五月雨の 降りのこしてや 光堂」
と読みました。
門があったので潜ってみました。
雰囲気のいいところ。
天然記念物のモミの樹。ものすごく立派でした。
左が白山神社。茅の輪があります。
手前は大きな能舞台。
奥まで立派です。
梵鐘。
大日堂。
峯薬師堂。
本堂へ。
本堂。
本堂へお参り。
海太郎はおみくじを引きました。
観音堂。
薬師堂。
中尊寺にはお堂がたくさんあります。
帰りは下っていきます。
この階段を上がって弁慶堂へ。
最後に、弁慶堂。
ここで名残惜しくも中尊寺を後にしました。
そして、秀衡塗のお店に行きます。旅先でぐい呑みを買い集めているので、今回も目当てのお店に。
海太郎は形の綺麗な欅のぐい呑みが気に入ってそれを選び、私は「岩手らしい」と6代目店主の仰る秀衡塗を代表する絵柄の華やかな盃を選びました。
ぐい呑みだけで終わりませんでした(笑)
そして、旅館へ。
先に温泉に入ってから、夕食にします。
前沢牛のすき焼きが中心の夕食。すっかり秋の御膳です。
岩手はお餅が名産だそうですが、そのお餅のグラタンもありました。
炊き込みご飯とすいとん汁。
炊き込みご飯はお変わりしました。
デザート。
明日はゆっくり平泉を回ります。