3月21日(木)
朝はやっぱり早くに目が覚めてしまいますが、7:50出発!!
メトロ駅まで歩いてチケットを買いました。メトロ高い。
8時15分に Europaplein駅までメトロで行き、キューケンホフ公園行きバス乗り場に着きました。
キューケンホフ公園はチューリップの季節の3月から5月の2か月間だけ開園している公園です。そしてラッキーなことに今日が今年の開園日!
オンラインで予約する方が少し安く、オンラインでチケットとバスのセット券を予約しておきました。
バスは次々来ていましたが、無事に予約した8時30分のバスで出発。
9時 キューケンホフ公園に到着。
お花が綺麗。
75周年だそうです。
わあー、なんとメインのチューリップが緑色(泣)
他のお花は咲いていましたが、オランダを代表するチューリップの花は全くといっていいほど見ることはできません。
まあ、季節的にチューリップはまだまだですが、開園するからには少し咲いているのかと期待しました(笑)
でもせっかく来たので、地図を見ながら隅々まで歩くことにします。
これはようやく蕾。
風車。イベントも行われるようです。
ウィリアムアレクサンダーという建物内はチューリップが咲いていました。
ベアトリスという建物内。
ここは胡蝶蘭がメイン。
外は曇っているし冬の寒さなので、建物内は別に暖かくないけれど寒さは少ししのげます。
湖もあります。
もう少し季節が進めば、木々も緑になり、チューリップが咲いて本当に美しいのだと思います。
11時過ぎに入り口あたりまで戻ってきたので、お店に入ってランチにします。
バーガーとポテトを機械で注文して支払いましたが、作るのが遅くて20分ほど待ちました。
パテがほうれん草だっけ・・・全然美味しくない。なにこれ、しかも焼きすぎてるし、ほぼ焦げてます。
それでこのお値段は涙が出ます(笑)
飲み物は小さいサイズのコーヒーを注文したのに、エスプレッソが出てきました。料理の受け取りに行った海太郎が尋ねたところ「smallだよ」とのことだったそうですが、まあ確かにsmallですが違うと思いますね。。。too smallだよ。
チューリップが華やかなキューケンホフ公園往復のバス。
来た時と同じバスでアムステルダムへ帰ります。
バスを降りてからメトロで中央駅まで出て、明日行くデン・ハーグ往復の時間を尋ねて切符を買っておきました。
アムステルダムの中央駅。国立美術館と同じカイパースのデザイン。
遠くから見た駅。
まっすぐ歩いてダム広場に出ました。
後で入る王宮が見えます。15時の予約をオンラインで取ってあるので、それまで時間を潰します。
反対側に第2次大戦の戦没者慰霊塔。
新教会。イベントとセットなのか€23だったのでびっくりして思わず入るのをやめてしまいました。
町歩き。
アール・ヌーヴォーのアーケード街を潜ります。
百貨店と紹介されていたヘマ。お菓子を見つけたので買いました。
スーパーも見つけて1.5リットルのお水を買っておきました。値段を見ずにセルフレジした私。同じ商品なのに、なんとホテル近くのスーパーの4倍の値段でした!こんなに貴重なお水を両手に抱いて歩くことにします。
マグナ・プラザというショッピングモール。
元郵便局なので建物は綺麗だけれど2階以上は営業していませんでした。
王宮から伸びる道を歩いてみると歩行者天国でした。
戻ってくる時にチーズのお店に入り、試食させてもらいながら2つ選んで買いました。一つはビールのチーズ。
さっき見た王宮へ戻ってきました。
15分早く行ってみましたが入れました。上着と荷物を預けて見学。英語のオーディオガイドを借ります。
海太郎、翻訳プリーズ。
階段を上がって
迎賓館としても使われるホール。
迎賓館として使用されない時はこうして見学できます。
天井も素敵。
元は市役所の建物。
ルイ・ボナパルト(ナポレオン・ボナパルトの弟)が王宮として整えたそうですが、妻オルテンスとは仲が悪く、反対側の部屋をそれぞれ使っていたとか。また、妻はオランダ生活が退屈で、華やかなパリに早々に戻ってしまったとのこと。
迎賓館として使われるホールの周囲に色々な部屋があります。どのように使われた部屋なのか説明もありましたが、だんだんどれも同じように見えてきてしまいました(笑)
ただ元は市役所ということで、その説明は面白かったです。
市長は4人いて、1人を残し改選するシステム。給料は高くないけれど名誉職で、親戚等にいい仕事を回してよかったとか。
賄賂をもらってはいけないなど、戒めるような意味の絵もかかっていました。
最後に見たのは、階段を降りたところにある法廷の場で、死刑を宣告されたという部屋。左の女神像は4人いて、悲惨な様子です。
16時過ぎに出てきました。
少し散歩しながら、近くでは17時閉店のカフェが多く、また行くところがなくてうろうろします。
何を待っているかというと次はアンネ・フランクの家に行くのですが、予約が18時なのです。チケット発売日を少し過ぎただけで予約が18時になってしまいました。人気なのですね。
やっとカフェ見つけました!
コーヒー。今度はちゃんとコーヒーでした(笑)
ミニパンケーキを2人でシェア。
想像していたパンケーキではなくて、もちもちしていました。
ほっと一息。
アンネ・フランクの像。
アンネ・フランクの家。
予約の18時より15分前に行ってみたのですが、こちらももう入れてもらえました。
内部は撮影禁止。
ユダヤ人に降りかかる社会情勢の説明、父オットーの証言、日記の内容の紹介など色々な資料がまず展示してありました。
回転本棚から入る隠れ家。
隠れ家に家財道具などはほぼ残っていませんが、再現してある写真を見ながら見学します。
隠れ家の部分では誰も喋りません。
こんなところで2年以上も隠れ住んだのに、結局は見つかって収容所へ連れて行かれてしまい(アウシュヴィッツからベルゲン・ベルゼン)病気で亡くなりました。
ここに隠れるためには協力者が何人もいましたが、役割分担を決めていたそうです。最後に隠れ家のドアを開けさせられて「ゲシュタポが来た」と告げなければならなかった協力者の心情はいかばかりだったでしょうか。
一緒に隠れ住んだ人々は誰も帰らず、父のオットーだけが生還し、ユダヤ人登録書に「return」の文字が書かれていました。
19時頃アンネの家を出て、運河沿いを歩いてホテルまで25分くらい歩いて帰ります。
夜の運河。
昨日行った国立美術館。
ゴッホ美術館もライトアップ。
結局いつものスーパーへ行って、20時ホテルへ帰りました。それなら町中で水を買うんじゃなかった。
昨日と同じ夕食で、今日はビール。最後がアンネの家だったので少し気分が重たいです。