ピアノのお散歩

ピアニスト北中綾子のブログです。音楽やピアノのこと、趣味や日々のことを思いつくままに綴っています。

7月3日の演奏会

今日は7月3日の演奏会、

『夏祭なにわなくとも室内楽2010』

のチラシが届きました。

このコンサートは7月3日と17日の2夜あります。3日の方はポーランド作曲家のプログラム(ショパンルトスワフスキ、ザレンプスキ、タンスマン、シマノフスキ)、17日はシューマンクララ・シューマンのプログラム。

ショパンシューマン生誕200年を記念するものです。

チラシが届いて目にすると、気が引き締まるものですね

室内楽がテーマのコンサートですが、私はソロで出演します

先月末、大阪アーティスト協会に秋のリサイタルの打ち合わせに行ったところ、諸々の事情により急遽その場で出演が決まってしまいました。

けれど・・・・・

この日、実は先約がありました。

この頃、ポーランドの師であるアンジェイ・ピクル教授が来日されることになっていて、7月3日は梅田のカワイでプライベートレッスンをされるので、私は通訳を引き受けていたのです。朝から夕方まで。

あ、すでに通訳が・・・

何時まで?

5時45分くらいかな

じゃあ間に合う!いけるいける!!

え・・いや、そういう問題では・・・でも背中を押されるとついその気になってハイと言ってしまう私。

というわけで、レッスン受講者全員通訳が必要なら5時45分くらいまで通訳をし、向かいのザ・フェニックスホール到着はおそらく6時頃。私の出演は6時半頃という驚異的なスケジュールになってしましました

いつ本番のための準備をするの・・・。

ピクル先生に伝えると、さすがに驚かれた様子で

「そんな日に本当に通訳できて、更に演奏できるという確信があるのですか。」という心配するメールが来ました。

でも通訳は仕事なので断れない。演奏会のキャンセルも考えられない。というわけで、「できるかどうかは(やってみたことがないので)わからないけれど、やらなければいけないんです。」と返信しました

直前は焦っているのかもしれませんが、その言葉通りやるしかないです

1日中ハイテンションで乗り切ります

こんな状況ですが応援に来てくださると嬉しいです